お弁当の頻度やこだわりは?
「家族でピクニックに行く際にお弁当らしきものをつくったことはありますが、一人分のお弁当をつくるのは実は今回がはじめて。
わたしの母は“お弁当は茶色いほうがおいしい”という信念を持っているので、幼少の頃から地味だけど味は最高なお弁当を食べて育ちました。今回のお弁当には、そんな母へのオマージュでこんにゃくと鶏の煮物という超絶地味なおかずを入れています」
5. 作り置き活用!時短弁当
続いて、編集部の最年長、カメラマンのうしさん。アウトドア好きのワイルド男子ですが、100均グッズを使ってキュートに仕上げてます。
「冷蔵庫に作り置きしてあるものを使ってチャチャッと詰めたお弁当です。忙しい朝、とりあえずのお弁当を用意しなきゃいけないときはこれが一番手軽で簡単。
よく入れるのはブロッコリーの塩ゆで。調理に時間がかからず、ヘルシーなのに食べ応えがあり、ディップするソース次第でいろいろな味が楽しめる。しかも彩りがきれいで、これひとつでお弁当箱のなかが華やかになります。今日は手製のバジルマヨネーズを添えてきました」
お弁当のこだわりは?
「とにかくたくさん食べたかった学生時代、親がつくるものだけでは満足できずに自分で弁当を詰めていました。いまは頻度は週に1、2回。暦だけでいうと20年以上のお弁当キャリアがあります。
基本は前日の残り物を詰めるスタイルで、大して手はかけません。見せびらかしたいような料理を週末に時間をかけてつくったときは、これみよがしに見栄え良く仕上げた弁当を持参します」
6. 母直伝、小林家の三色弁当
続いて、家庭料理が得意ないじられ愛されキャラ、企画ディレクターこばもえのお弁当。
「今日の三色弁当は、お母さんが昔からずっと作ってくれていた大好きなもの。毎日食べても飽きません。
普段もごはんの上に乗っけるどんぶり弁当が多め。映えるし、おかずもたくさん詰められます。できるだけ彩りがきれいに見えるよう、おかずは野菜を使ったものを3品ほど入れるようにしています!」
お弁当作りのきっかけは?
「炊飯系フードユニットの『ごはん同盟』さんの書籍で見たお弁当がとてもおいしそうで、自分でも作り始めました。曲げわっぱは、amazonでメンズサイズを購入。レディースでは量が足りず、でもメンズサイズは食べきるのが大変です……」
7. 冬の定番、かす汁弁当
最後は筆者であるわたくし。macaroniの企画ディレクターみかりんです。
関西出身だからか、実家ではよくかす汁が出てきていました。野菜やこんにゃくや鮭など、たっぷり具材が入っていて満足できるので、冬になるとよく大量に作って朝昼晩飽きずに食べ続けています。
炭水化物もほしいのでおにぎりも持参。ここ数年、健康に気を使うようになったので雑穀か玄米を混ぜてお米を炊いています。今日は生姜をたっぷり入れて炊いた、生姜土鍋ごはん。冬はとにかくなんでも生姜を入れまくり!
お弁当の頻度やこだわりは?
お弁当箱を集めるのが好きで、作るものによって使い分けています。今回のようにスープのときはスタンレー(STANLEY)の大容量スープジャー。500mlも入る上に、アウトドアブランドなので丈夫で保温効果も抜群!
ふだんは秋田の老舗栗久の曲げわっぱ、食べる前に温めたい麺類や、冷やしておきたいサラダのときは無印良品の透明タッパを使っています。
小さい頃、お母さんが遠足のときだけキャラ弁のようなものを作ってくれていました。キャラクターものではなく、おにぎりをおでんに見立てて串を刺したものなど、いま思うと渋め(笑)。そのおかげかわかりませんが、お弁当は作るのも食べるのも大好きです。