2018年に登場した「シビ辛グルメ」もすっかり定着し、その中毒性のある辛さで着々とシビ辛ファンを増やしています。山椒や花椒だけでは満足できないシビ辛党必見、ひと匙でしびれる「シビ辛の素」の作り方をご紹介します。
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ひと匙で悶絶!シビ辛調味料って?
シビ辛もただのブームではなく、そのジリジリと押し寄せるしびれるような辛さで、着実にファンを増やしています。
シビ辛の特徴は、中毒性があること。シビ辛鍋やシビ辛麻婆豆腐がいつでも食べられれば、辛党にとってこんなうれしいことはありませんよね。
今回ご紹介するのは、唐辛子のホットな辛さと花椒・山椒のビリビリした刺激を合わせた「シビ辛の素」。どんな料理もひと匙で刺激的な辛さに変身する、魅惑の調味料を作っていきましょう。
「シビ辛の素」の作り方
材料(作りやすい分量)
・ごま油※……180cc
・にんにく……30g
・しょうが……30g
・長ねぎ……30g
☆一味唐辛子……15g
☆花椒……小さじ1杯
☆山椒……小さじ1/2杯
★しょうゆ……1.5杯
★砂糖……大さじ1.5杯
★塩……小さじ1/2杯
※サラッとした風味が好きな方は、お好みでサラダ油やなたね油とブレンドして使ってください。
下準備
■長ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにしておきます。にんにくは半割にして芯を取り除いてから刻んでください。この部分が焦げやすく、苦みの原因になります。
■粒の花椒を使うときは、すり鉢で粉末状に潰しておきます。
■しょうゆ、砂糖、塩を混ぜてレンジにかけ、砂糖を溶かしておきます。
山椒は粉末タイプを、一味唐辛子はボトル入りのものを使用しています。この一本で15gなのでまるまる使いました。
作り方
鍋に油を入れ、刻んだ野菜を入れます。
野菜を入れてから弱火にかけ、じっくりと火を入れていきます。熱した油に野菜を入れると一瞬で黒焦げになってしまいます。冷たい油に入れることが最大のポイントです!
野菜に薄く色が付き、辺りにごま油と香味野菜のいい香りが漂ってくるので、換気扇は強め推奨。
火加減は終始弱火でじっくり火を入れますが、濃い色になる瞬間は一瞬です。見逃さないでくださいね。
野菜が薄いきつね色になったら、いったん火からおろします。
ぬれ布巾の上に置き、温度の上昇をストップさせてください。
☆のスパイスを入れ、再び弱火にかけます。全体にブクブクしてきたら火からおろし、ぬれ布巾の上に置いて温度の上昇をストップさせてください。熱々のまま調味料を入れるとはねるので、ふきんから蒸気が出なくなる程度まで冷まします。
★の調味料を入れ、全体をよく混ぜ合わせたら完成です。砂糖は油に溶けにくいので、あらかじめしょうゆに溶かしておくのがポイントです。
きつね色だったごま油が真っ赤に染まっています。唐辛子と花椒の香りがしっかりと引き出せた証拠です。刺激的ではありますが、にんにくとしょうが、長ねぎの旨みも溶け込んで、奥深いおいしさに仕上がっています。
煮沸消毒した瓶に詰め、冷蔵庫で保存してください。2ヶ月ほど保存できます。