産後3ヶ月を経過した人気ヨガインストラクターの磯沙緒里さんは、子育てやヨガレッスンに大忙し! 体形や不調のリカバリーが早かったのはヨガのおかげだそう。産後に実践していた、おすすめ3つのヨガポーズを教えていただきました!
ヨガジャーナル日本版編集部
1.お腹のシェイプ・腰痛緩和に「腹部のねじりのポーズ」
産後はお腹まわりが気になるけれど、体力が戻っていなくてハードなトレーニングができない…そんな時期にぴったりのポーズ。ウエストまわりの引き締めや、腰痛緩和に役立ちます。
HOW TO
1.左足を上にして足を組み、両足を右側に倒す。
2.右手を足に添え、左手を肩の高さに伸ばし、頭を左側に倒す。
3.3~5呼吸して反対側も行う。
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
2.むくみ・消化不良などに「鋤のポーズ」
産後はむくみが気になったり、消化機能が衰えたりと、体に負担がかかります。内臓の機能を高めるこのポーズを1日1回は行うと、肩こり・腰痛緩和、むくみ、胃痛・消化不良など、さまざまな不調が緩和されます。
HOW TO
1.両手を腰や背中に当てながらお尻を持ち上げ、両足を頭の先へ下ろす。
2.膝を曲げて顔を挟み、肘を内側に寄せて安定させ、3~5呼吸行う。
3.ポーズから解放する際は足を一気に下ろさずに、手で支えながらゆっくりと下ろす。
Photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
3.肩こり・背中の痛みに「魚のポーズ」
産後に授乳や抱っこなどを続けることでどうしても肩が前に入り、背骨も丸まりがち。凝りを感じたら、ベッドでもいいので行うのがおすすめ。背中の痛みや肩こりの解消、胸が広がることによる肺機能・呼吸の深まりに役立ちます。気持ちがすっきりとし、上向きに。
HOW TO
1.手の甲の上にお尻が乗るように、両腕を体の下に敷いて、肩甲骨を寄せる。
2.息を吸いながら胸を引き上げ、喉を伸ばし、頭頂部をマットに下ろす。
3.目を瞑りながら3~5呼吸する。
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教えてくれたのは…磯沙緒里さん
幼少期よりバレエやマラソンを行い、体を使うことに関心を寄せる。長期的にみた体調管理方法を模索していたところ、ヨガに出会う。その魅力を体感し、会社員の傍ら都内、時には旅をしながら国内外の先生からヨガを学び、様々なヨガを試す。現在はスタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーションでのヨガを行う。ヨガコンテンツ監修、ヨガ関連のコラム執筆、[sn]super.naturalアンバサダーなど、活動は多岐に渡る。