日本では「ホットケーキミックス」という大人気商品が有名ですが、この中には砂糖が含まれていて、できあがりが甘くなることから、ホットケーキは甘いものと思われがち。しかしアメリカでは、朝食として甘みを抑えたホットケーキを食べることもあり、やはり「甘いパンケーキ=ホットケーキ」と一概には言えないようです。
どのように使い分けられているのか
パンケーキは新しいトレンドに
近年ハワイやニューヨークのパンケーキがトレンドとなって、東京から「パンケーキ」ブームが広がりました。今では全国各地でパンケーキのお店が見られるようになり、行列で何時間待ちというパンケーキ専門店もめずらしくありません。
そのようなのお店の商品は、やはりホットケーキというよりは、海外でも通じるパンケーキに近いものです。ホットケーキより薄く焼かれ、生地自体の甘さはひかえめ。メープルシロップやはちみつだけでなく、フルーツや生クリームなど、トッピングも豊富です。
ホットケーキは古きよき日本のスイーツとして
対してホットケーキは、喫茶店で出てくる、ちょっと分厚い二段重ねほどのスイーツとして、日本では知られています。トッピングは主にバターとはちみつのみで、生地自体に甘みがついているものとして、使い分けられているようです。
薄焼きのパンケーキを何枚も重ねて、クリームやフルーツ、あるいはハムやレタスなどをトッピングし、食事として食べるのももちろんおいしいですし、昔ながらの存在感あふれる厚めのホットケーキを食べるのも魅力的。どちらも甲乙つけがたいですね。
ふたつの違い、分かった?

パンケーキとホットケーキの違いというのは、意外に皆さん気にしたことがなかったのではないでしょうか?最近ではパンケーキがブームとなっていて、さまざまな場所にパンケーキ専門店がオープンしています。
しかし、昔ながらのホットケーキも、たまには意識して作ってみてはいかがでしょうか?きっと、懐かしい味わいがするはずですよ。
ぜひ皆さんも、パンケーキとホットケーキの違いについて考えてみながら、気分によって、シーンによって、使い分けてみてくださいね。