無料の会員登録をすると
お気に入りができます

[胸を開く]って実はすごい!縮こまった身体を開く|全身すっきり「モーニングストレッチ」

デスクワークや家事育児などで同じ姿勢をとることが多い人は、肩や背中もこっている実感があるのではないでしょうか。実は身体のこりは寝ている間も起こりやすく、蓄積すると呼吸が浅くなる原因にも。今回は縮こまった身体を大きく開いて、すっきり感が味わえるヨガストレッチをご紹介します。

胸を開くポーズのメリットは?

こり固まった肩や背中、腰周りは、身体の前面を大きく開く後屈のポーズが有効な解決策のひとつです。後屈のポーズと聞くと、背中や腰への負荷が大きいように思えますが、前かがみの姿勢や猫背などで硬くなった胸まわりの筋肉をほぐすのに効果的。後屈で胸を開くポーズをすると、さまざまな良い効果が得られます。

picture

photo by acworks

呼吸がしやすくなる

背中が丸まった状態が続くと、肺が圧迫されて呼吸が浅くなってしまいます。胸を大きく開くと、同時にお腹周りも引き伸ばされて内臓の動きも活性化。腹筋群も本来の働きを取り戻すため、呼吸もしやすくなります。

姿勢改善

日常のスマホや車の運転、デスクワークなどで巻き肩や猫背、肩こりに悩んでいる人が増えています。後屈のポーズは、普段使わない筋肉や関節を動かし肩を正しい位置へ戻すなど、姿勢改善効果が期待できます。

爽快感が得られる

縮こまっていた胸やお腹周りが開くと血流が促進されてすっきり感が味わえます。胸を開くと心も開放的になり、気持ちも前向きになるとも言われています。

全身が伸びる!ねじりながら後屈する「ワイルドシング」

背中や肩のこりは、実は寝ているときにも蓄積されます。寝ている間にこり固まった身体を朝ほぐすことで、一日をより快適に過ごせるようになります。今回は全身を伸びやかに後屈して、胸を大きく開いてストレッチするワイルドシングと呼ばれるヨガポーズをご紹介します。

おすすめの時間帯は起床後またはお風呂上がり。呼吸が深まるのでリフレッシュしたい時にもぜひ行ってください。

1.右足裏を左の内ももに近づける

長座の姿勢で座り、右膝を曲げて足裏を左の内ももに添わせましょう。右手は身体の後ろに置き、肩の下に手首がくるようにします。

picture

photo by Nagisa Hayata

2.お尻を持ち上げて股関節を押し出す

右手、右膝、左の足裏で床を押しながらお尻を持ち上げます。両脚の付け根を前に押し出して身体の前面を伸ばしましょう。

picture

photo by Nagisa Hayata

3.体側を伸ばす

息を吸いながら左手を天井方向に持ち上げて、吐きながら左の脇を開きさらに後方へ腕を伸ばします。体側、胸、股関節の伸びを感じながら5呼吸ほどキープしましょう。お尻からゆっくりと床に降りて、反対側も同様におこないます。

picture

photo by Nagisa Hayata

横から見ると…

腰の位置に注意しながら身体の前面が心地よく伸びていることを感じましょう。呼吸を全身に広げるようなイメージでキープします。

picture

photo by Nagisa Hayata

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ