『マツコの知らない世界』出演！年間500種以上食すマニアの推しドーナツ4選

お店に並んだ姿を見るだけでワクワク！ひと口食べれば幸せな気持ちが広がるドーナツ。いま「第五次ドーナツブーム」といわれるくらい、ドーナツが注目されています。『ドーナツの旅』（グラフィック社）は、行列の絶えない人気店から、長年地元で愛されるお店まで、全国各地のドーナツが400種以上掲載されたドーナツ本の決定版。写真とイラストで構成した美しいビジュアルと充実の取材内容で、ドーナツマニアならずとも楽しめる一冊です。

2014年頃からドーナツの食べ歩き・研究を始めた溝呂木一美さん。以来、国内外で年間500種以上のドーナツを食し、自身のブログや各種SNSで発信。ドーナツ情報サイト『ドーナツ・ファンクラブ（ドーナツFC）』を運営し、お菓子づくりやドーナツに関する本の執筆のほか、TVやラジオ、雑誌、Webなど各種メディアでも活躍されています。イラストレーターでもあり『ドーナツの旅』には、かわいいイラストもたくさん。ドーナツの魅力を楽しく伝えています。

『ドーナツの旅』では、溝呂木さんが実際に食べ歩いた中からおすすめのドーナツを厳選。ページを開けば、おいしそうなドーナツのビジュアルが目に飛び込んできます。ドーナツブームを牽引する東京の人気店を紹介するページでは、商品情報だけではなく、店内の様子やお店の方へのインタビューなどもあり、読み応えたっぷり。今すぐ行きたい！食べたい！そんな気持ちになります。

「おいしそうだけれど、お店が遠いなぁ」「買いに行く時間がない」なんて声に応えてくれるのが「イチ推しのお取り寄せドーナツ」のページ。北海道から熊本まで、11軒のお店のドーナツが紹介されています。冷凍で届くことが多く、ストックしておくのに便利。自宅で好きなときに、おいしく食べることができます。

『ドーナツの旅』はお店の紹介だけでなく、ドーナツの歴史や種類などの基礎知識もしっかり学べる内容。みんなが大好きな「ミスタードーナツ」や「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の世界をクローズアップしたページや、日本独自で発展した「あんドーナツ」の研究ページなどもあり、ドーナツの知識を深めることができます。

ドーナツ愛あふれる著者の溝呂木一美さん。『ドーナツの旅』の本を出版したあとも、ドーナツへの探求の日々は続いています。今回、特別にSheageの読者におすすめのドーナツを教えていただきました。

『ハリッツ』はコーヒーとドーナツがメインのお店で、もともとは移動カフェとして誕生。東京の代々木上原と小伝馬町に店舗があります。「手でつかむと、指がむぎゅっと埋まってしまうくらいの弾力が魅力。生地を発酵させて作るイーストドーナツは、甘さ控えめで、油っぽさもありません。食パンを食べる感覚で、朝食や昼食に、おかずと合わせて食べるのも好きです」（溝呂木さん）

ちょっといいことがあった日やがんばった自分へごほうびにしたいスペシャルは、東京・三軒茶屋の『PARK STORE』のドーナツ。「チーズケーキ専門店が手掛けるドーナツには、ずっしりと重みを感じるくらい、自家製のサワークリームを使ったチーズクリームがたっぷり詰まっています。ボリューム満点ですが、さっぱりとしたクリームが絶品で、あっという間に胃の中に消えていきます」（溝呂木さん）

東京・青山や恵比寿にお店を持つ『RACINES DONUT & ICE CREAM』のドーナツは、鮮やかな色とかわいさでSNS映えするだけでなく、誰もが大満足のおいしさ。「ブリオッシュドーナツ、オールドファッション、フレンチクルーラーなど、生地の種類が多く、さらにさまざまなアレンジをした色とりどりのドーナツが販売されています。ワクワクするような見た目だけでなく、味や食感の違いも楽しめるのもうれしいですね」（溝呂木さん）

「ドーナツは食べたいけれど、健康やダイエットにも気を遣いたい」という人は、東京・吉祥寺にある『SUNDAY VEGAN』のドーナツをチェックしてみて。「動物性食品不使用のヴィーガンドーナツのお店で、特に『カスタード』というドーナツが人気です。カスタードといっても、卵や牛乳ではなく、豆乳から作ったクリームをイーストドーナツに詰めています。ヴィーガン仕様ですが、『ドーナツを食べた！』という満足感をたっぷり味わえます」（溝呂木さん）