5位:グリーンピース
グリーンピースも子どもが嫌いな食材の一つ。独特の青臭さとパサパサとした食感が理由として挙げられ、小粒ながらも料理の中で存在感があるので、避けて食べるという子どもも多いかもしれません。
グリーンピースの風味や香りは主張が強く、打ち消すのはなかなか難しいところ。
グリーンピースに苦手意識を持つようになった料理として、ミックスベジタブルを挙げる子どもや大人が多いかもしれません。しかし旬の新鮮なグリーンピースは驚くほどおいしくて、それをきっかけに苦手意識がなくなったという声も。
冷凍物ではなく、新鮮でおいしい食材を手に入れるのが、グリーンピースを好きになってもらう近道かもしれませんね。
6位:ピーマン
子どもの苦手な野菜の代名詞的存在、ピーマン。しかし最近のピーマンは苦味が抑えられた品種もあり、工夫次第でおいしく食べてもらえる可能性がある野菜でもあります。
ピーマンは加熱することで苦味が和らぎますが、冷凍させておくことでさらに苦味や香りを抑えることができます。
さらに油でコーティングすることで苦味を感じにくくもなるので、炒め物などにして出してあげると食べやすくなるでしょう。色や見た目だけで食べなくなってしまうという子どもには、細かく刻んでハンバーグやオムライスなど子どもが食べやすい料理に入れたりするのもおすすめです。
7位:ねぎ
さまざまな料理に活躍するねぎですが、辛味が子どもの箸を遠ざけている原因の一つ。辛味を感じさせない調理方法で、子どもたちに食べてもらいたいところです。
ねぎはじっくり炒めることで甘みが引き立ちます。薬味などでは嫌がる子どもでも、トロトロのネギ焼きなどであれば好んで食べてくれるかも!
ねぎと分かるともう食べない、という場合には細かく刻んでチャーハンに入れるのもおすすめです。またお好み焼きなどの具にしてしまえば、ソースのしっかりとした味つけでねぎを意識せずおいしく食べてもらえるでしょう。
7位:うに
お寿司のネタでも高級食材の部類のうに。ほとんどの場合生食であり、海産物独特の生臭さや見た目から食欲がわかない…という子どもが多いようです。あまり子どもが食べる食材のイメージがないため、トップ10入りするのは意外ですね。
うには、食体験を積み重ねていくうえで「おいしい」と学習していく食材でしょう。周りの大人がおいしそうに食べる様子を見ることで、子どもも「おいしい食べ物」だと認識して食べられるようになっていくはず。
また鮮度が味を左右しやすい海鮮は、食べるものが新鮮か否かも重要です。うにに限らず、子どもには海鮮も好きになってほしいと考えている時は、鮮度のよい食材を仕入れる工夫やその産地に出向く食体験をさせてあげられるとよいですね。
9位:トマト
大人にとっては馴染み深いトマトも、子どもにとっては嫌いな食べ物の一つとして挙げられます。酸味や食感、種の粒々感などが苦手な子どもが多いようです。
また皮が口に残りやすいことも、食べにくさを感じる要因の一つです。
食感が苦手という場合には、トマト缶のようなペースト状のものを出してあげると食べやすいでしょう。トマト煮やパスタソースなどを通じて、トマトと接する機会を増やしてあげると◎。
酸味が苦手という場合には、加熱してあげると甘みが引き立つのでおすすめです。チーズなど、子どもの好きな食材と組み合わせてあげることでぐっと食べやすさが増します。