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朝にコーヒーを飲んでも大丈夫?デメリットと上手な飲み方を解説

ライフスタイル

毎朝のルーティンとしてコーヒーを飲む人が多いと思いますが、デメリットがあることを知っていますか?飲み方や飲む時間次第では危険性もあるんです。この記事では朝コーヒーを飲む場合のコツやメリット、デメリットについて解説します。2023年9月25日 更新

朝のコーヒーは健康にいい?それとも体によくない?

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寝起きの眠気覚ましにコーヒーを飲む人が多いと思いますが、朝飲むコーヒーにはメリットもデメリットも存在します。例えばコーヒーにはカフェインが含まれますが、カフェインは過剰摂取による健康への悪影響が知られています。

飲み方を間違えなければメリットを受けられるので、注意点について知っておきましょう。(※1)

朝にコーヒーを飲むデメリット・危険性

デメリット

コルチゾールの分泌に影響を与える
血糖値を上昇させることがある
空腹で飲むと胃が荒れる

8時から9時ごろの朝一の時間は、脳を覚醒するためにコルチゾールという副腎皮質ホルモンが多く分泌されます。このタイミングでカフェインを摂取するとコルチゾールの分泌を低下させます。

さらにカフェインのはたらきを発揮しにくくなることで、カフェイン依存になりやすくなります。(※2,3)

コーヒーを飲むと血糖値が上昇し、インスリン感受性が下がる現象が知られています。一方、食べ物と一緒にカフェインを摂る場合では血糖値の上昇はゆるやかになります。

そのため、起床後にコーヒーを単独で飲むよりは、朝食と一緒に摂ることが望ましいでしょう。(※4)

コーヒーに含まれるカフェインには、脳の神経を刺激して胃酸の分泌を盛んにするはたらきがあります。

通常であれば消化を助けてくれますが、空腹時にコーヒーをブラックで飲むと胃が荒れるので注意しましょう。(※5)

朝のコーヒーに期待できるメリット・効果効能

メリット

集中力がアップする
リラックスできる
肌のダメージ対策になる
ダイエットに役立つ

コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があります。眠気につながるアデノシンという物質のはたらきの邪魔をし、眠気を抑えます。

この作用により脳をすっきりさせて集中力をアップさせ、仕事のパフォーマンスの向上も期待できます。(※2)

コーヒーのもつ独特の良い香りには、脳から出るα波を増加させ、気持ちを落ち着かせるはたらきがあります。朝コーヒーを飲むことによって、リラックスした一日を過ごす手助けになりますよ。(※5)

コーヒーに含まれるポリフェノールには、さまざまな病気の要因となる「活性酸素」を体から取り除くはたらきがあります。

またポリフェノールは紫外線による肌へのダメージを抑えることが知られており、一日2杯以上のコーヒーを飲む女性は紫外線による顔のシミが少ない、という実験結果もありますよ。(※6)

カフェインは脂肪の燃焼に役立つことが知られています。コーヒーの摂取と運動を組み合わせると、代謝の向上によってダイエットに役立つことが期待できます。

またコーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)は脂肪の消費量を増やし、内臓脂肪の減少に役立ちますよ。(※7,8)

朝にコーヒーを飲むときのポイント・注意点

ポイント・注意点

起床直後に飲むのは避ける
まずは水を飲むようにする
空腹のまま飲まないようにする

副腎から分泌されるコルチゾールは血糖値を一定に保つ役割を果たしており、一般的に朝起きたときにもっとも多く分泌されています。

そこへカフェインを摂取するとコルチゾールの分泌の邪魔をしてしまうので、起きてすぐ、特に8時から9時にコーヒーを飲むのは避けましょう。(※2,3)

寝ている間の私たちからは、コップ1杯程度の水分が汗として排出されています。つまり寝起きの時点では体から水分が失われた状態になっているので、朝の水分補給は非常に大切です。

一方でコーヒーには利尿作用があり、体から水分を排出してしまいます。朝起きてすぐの水分摂取はコーヒーではなく水や白湯がおすすめです。(※9,10)

カフェインには胃酸の分泌を盛んにするはたらきがありますが、空腹時に摂取すると胃が荒れるおそれがあります。

朝はブラックコーヒー単体で摂取するのではなく、朝食と一緒に摂ったり、牛乳を入れてカフェオレとして飲んだりするようにしましょう。(※5)

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