みなさんは育児や仕事などで、つい身近な人と自分を比べてしまうことはありませんか? 人と比べて「私も頑張ろう」と思えるのならまだしも、ネガティブに思ってしまって自己嫌悪に陥る人も珍しくはないはず。そこで今回は、アラフォー女性93人に「つい他人と比べてしまうこと」や「他人と比べてしまうときの切り替え方」をご紹介します!
他人と比べてしまう人は8割
「人は人、自分は自分」と頭ではわかっていても、気がつくと仕事や家庭のことなどで他人と自分を比べてしまう……。そんな人も多いのではないでしょうか?
独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、今回93人のアラフォー女性に「人と比べてしまうこと」についてアンケートを行いました。
まず「育児や仕事、生活レベルなど、人と比べてしまうことはありますか?」と伺ったところ、最も多かった回答が「たまにある」で52.7%、次に多かったのが「よくある」で32.3%という結果に。
「全くない」と答えた人はわずか15.1%と少なく、8割以上もの女性が自分と人を比べてしまうことがあるのだとわかりました。
女性は家庭と仕事を両立している人が多く、職場だけではなくご近所の人やお子さんの通う学校のママなど、自分を取り巻く人間関係もさまざま。
そうして多くの人と接している中で、つい自分と比べるようなことを考えてしまうのかもしれません。
また、人と比べることがあると答えた方には「人と比べてしまったときに、ネガティブな感情になることはありますか?」という質問もしてみました。
すると、こちらも先ほど同様に「たまにある」と答えた人が最も多く53.2%、「よくある」と答えた人が次いで多く40.5%でした。
筆者も最近はあまりないのですが、少し前はつい友人と自分の暮らしぶりを比較しては落ち込んでいました。
saita読者のみなさんは、一体どのようなことを比べてしまうのでしょうか?
こんなことを比べてしまいます……
ここからは、「人と比べてしまうことがある」と答えたみなさんのエピソードをご紹介します。
人と比べてネガティブになったときでも「他の人も同じなんだ」と考えると、気持ちが少しラクになるかもしれませんよ。
生活レベル
『お金の使い方や生活の仕方などを見て、金銭面での豊かさを比べてしまうことがあります』
金銭面など生活レベルを人と比べてしまう人が多数! 「旅行の回数や食費などを聞いては落ち込む」との声もありました。
筆者の友人も先日、「ママ友のSNSを見ていると旅行やキャンプなどし放題。私はこんなに仕事を必死に頑張ってやりくりしているのに……」と話していました。
仕事内容や年齢なども違うので、他人と収入に差があるのは仕方ありませんよね。
とはいえ、周囲の人がたくさんお金を使っているのを見ると羨ましくなってしまう気持ちもよくわかります。
自分の外見
『自分が太っているので、痩せている人と比べてしまう』
体型や顔つきなどを人と比べてしまう女性も多いようでした。
意外と「気にしているのは自分だけ」なんて場合もありますが、年齢が近い人だと特に「あの子はこうなのに私は……」なんて考えてしまうことも多いかもしれません。
自分の見た目は、努力次第で解決できることもあればそうでないことも多々……。筆者もよく人と比べてしまっては落ち込みます。
子どもや育児のこと
『習い事の成果やテスト結果を、自分の子と子の友人とで比べてしまう』
『子どもの叱り方や子どもの性格などを比べてしまう』
お子さんの成績や育児の仕方を比べてしまう人も多くいました。
「勝手に比べてしまい子どもにも申し訳ない」とは思うものの、周囲に比較しやすい対象が多い子ども関係は、ついさまざまなことを考えてしまいますよね。
では、このように人と比べてしまったとき、saita読者のみなさんはどのように切り替えているのでしょう?
比べてしまった時の切り替え方
人と比べないのが一番かもしれませんが、正直それは難しいですよね!
ここからはアラフォー女性のみなさんにお聞きした、「人と比べてネガティブな感情になったときの切り替え方」をご紹介します。
「人は人」と自分に言い聞かせる
『わが家にはわが家なりの楽しさがある……と切り替えています』
「人は人、私は私」と自分に言い聞かせて切り替える人が多数!
「比べても現状が変わるわけではない」と、今ある自分の暮らしをしっかり楽しむようにしている人が多いようです。