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[静岡県立美術館]自然の中のアート散策でリフレッシュ。ロダン彫刻を眺めて感性を磨こう

静岡を代表する緑豊かな景勝地、日本平の麓にたたずむ静岡県立美術館。エントランスまでは自然豊かなプロムナードが続き、そのところどころでアートを楽しむことができます。人気のロダン館で人間味あふれる彫刻を眺めれば、感性が磨かれること間違いなし。リフレッシュしたい時や非日常を感じたい時に出かけてみませんか。

静岡県立美術館ってこんなところ

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写真提供:静岡県立美術館

こんもりとした森の中にたたずむ静岡県立美術館。静岡県立大学や静岡県立中央図書館などが集まるアカデミックなエリアにあり、1986年に開館して以来、静岡県民に愛されてきました。

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写真提供:静岡県立美術館

美術ツウを唸らせる1600年代以降の古い西洋絵画をはじめ、日本画、日本近代洋画、現代美術を中心としたコレクションを所蔵しています。

特に有名なのはロダン館。フランスの著名な彫刻家、オーギュスト・ロダンの作品32点が常設展示されています。そのほか伊藤若冲の『樹花鳥獣図屏風』や横山大観の『群青富士』など、世界的に評価の高い収蔵作品も多数あります。

静岡県立美術館へのアクセス

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最寄り駅である静岡鉄道「県立美術館前駅」から静岡県立美術館は徒歩で15分ほど。改札を出て左に進み大通りを渡ったら、とにかく真っ直ぐ、緩やかな坂を登っていきます。この並木道は地元民にも人気で、愛犬を連れて散歩している人もたくさん。道の途中、天気が良ければ富士山が顔をのぞかせます。

JR静岡駅からはバスで約30分。美術館の入り口に最も近いのは「県立美術館」バス停ですが、おすすめはその1つ手前「プロムナード」バス停で下車すること。なぜなら、プロムナードを歩くのもこちらの美術館を訪れる楽しみのひとつだからです。

森林浴しながらアート鑑賞ができる「彫刻プロムナード」

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彫刻プロムナードは第1駐車場あたりからスタート。一年中緑があふれ、清々しい木々のアーチの下を散策できます。国内外の彫刻12点が設置されているので、鑑賞しながら歩いていきましょう。夜は毎日20時までライトアップされています。

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プロムナード建設時に制作された、大西清澄の『涛の塔』。湾曲するステンレスの鏡面体が周囲の景観を映し出し、さまざまな表情を見せます。

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地面にどっしりと刺さっているのは、清水九兵衛の『地簪』。地面のためのかんざし、という発想が面白い!緑の中で一際目を惹く存在です。

茶室のような趣ある館内と、世界に誇るコレクション

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館内に一歩足を踏み入れると、思わずハッと息をのむ、シックなグレーの大空間が広がります。照明は少し暗めで、天井までは10mもあるため、シンプルながら贅沢な雰囲気。

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写真提供:静岡県立美術館

館内は茶室をイメージして作られたそうで、入り口も、大空間との対比から茶室の「にじり口」を思わせます。縦長に切り取られた窓は、掛け軸をイメージしているのだそう。

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入り口のすぐ左にある名品コーナーでは、常時3点の所蔵品が展示されています。鑑賞はなんと無料。企画展や季節に合わせて、年に4回ほど入れ替わります。

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18世紀の画家・ティエポロによるエッチング

取材日に開催されていたのは、日本画の企画展。中国の故事をテーマにしていたり、大名家の暮らしが想像できたりと面白いです。

同時開催の収蔵品展は版画がメインで、ピカソのリトグラフも展示されていました。

人間味あふれるロダン作品を32点展示する「ロダン館」

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