こんにちは、ヨムーノライターの海老原葉月です。
みなさん、生ごみの処理ってどうしていますか?通年を通して、ニオイや虫が気になりますよね。水分を多く含む生ごみは、重さもあって捨てるのも大変。
対策のひとつとして最近よく耳にするようになったのが【生ごみ処理機】。メーカーから商品を借りられる機会を得たので、実際に試してみました!
生ごみ処理機とは?
家電製品のなかでも、生ごみ処理機はあまり馴染みがありませんよね。家庭の生ごみを自宅で処理して、ごみの量を減らしてくれる機械なんです。
微生物の力で生ごみを分解する微生物式と、熱風によって生ごみの水分を蒸発させる乾燥式の2つのタイプがあるそう。
日頃から生ごみを減らすために、野菜は皮ごと使ったり、食べ切れる分量を作ったりしているので、実際に必要かどうかずっと悩んでいました。
乾燥式タイプを使ってみた!
今回はPanasonicの生ごみ処理機【MS-N53XD】を使ってみました。約130℃の温風で乾燥除菌してくれるので、生ごみ臭も気にならなくなるんだとか。
使い方はとっても簡単!水気をきった生ごみを入れて、スイッチを押すだけでOK。手順が多くて手間がかかりそうなイメージを持っていたのですが、想像以上に簡単でした。
ご飯、麺類、肉、魚類、野菜くずや茶がらなど、家庭で出る生ごみのほとんどを処理できます。投入口が広いので、量が多くてもこぼさずに投入できます。
▲玉ねぎの皮やレタスの芯、しめじの株など
スイッチを入れると、ウィーンと機械音がします。食洗機より断然静かなので、テレビを見ていても気になりませんでした。処理時間は約100分ほど、電気代は1回あたり約23円なので、1日の終わりに稼働させるのを習慣にするといいと思いました。
処理が完了してフタを開けてみると、生ごみ臭はなく、香ばしい香りが…!高温の温風によって、ごみの水分がしっかり飛んでいました。ごみの量も1/7ほどに減っているのがわかります。
食が細い上に食べムラのひどい息子がいるので、毎食の残飯に悩んでいましたが、それも生ごみ処理機で処理すれば、量が減らせて、ほんの少し気持ちがラクになりました。
ラクできて地球にやさしい!生ごみ処理機の3大メリット
①ごみを出す回数が減った!
生ごみを追加投入し、続けて処理できるので、約2週間このまま取り出さなくてもいいんです。ニオイも出ないから、旅行でごみ出しを逃してしまうときにも便利です。
▲バナナの皮も処理できる
②軽くなってごみ出しが楽ちん!
一番驚いたのが、ごみ収集所まで運ぶ時のごみの重さの違いです。いつもは重たくて、運ぶのが大変だったのですが、生ごみ処理機を使い始めてからは、かなり軽くなりました。熱風で生ごみの水分が飛ばされ、その重さがなくなっているのを実感しました。ごみ出しって、意外と手間のかかる家事なので、とっても助かりますよ。
③CO2の排出を減らし、有機肥料にも使えてエコ!
水分を多く含む生ごみは、焼却するのにたくさんのエネルギーが使われるため、より多くの温室効果ガス(CO2)を排出します。生ごみ処理機でしっかり水分を飛ばしてから捨てるのは、地球環境にもやさしいんです。
乾燥処理したごみは有機質肥料としても活用できます。家庭菜園やプランターの土に混ぜて使えば、肥料代も削減できて一石二鳥です。