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新スポット&穴場スポットも!静岡の富士山ビュースポット8選

旅行・おでかけ

世界各国の観光客を虜にする世界文化遺産・富士山。静岡県には、近年富士山ビューが楽しめる絶景スポットが次々に誕生しています。最旬スポットをはじめ、今訪れたい富士山ビュースポットを8ヶ所、ご紹介します。

執筆者:塩田 典子

富士山をひとり占めできる絶景スポット8選!

日本を代表する絶景といえば富士山。日本人のみならず、外国からの観光客も壮麗な姿に魅了されています。今回は静岡のオススメ富士見スポットを8ヶ所ご紹介! 見る方角によって表情が異なるのも興味深いところ。メジャースポットからニューオープン、穴場スポットまでさまざま。絶景にただただ浸ったり写真に収めるなら、ひとり旅で巡ってみるのもオススメです。

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三島スカイウォークと富士山

<目次>

昨秋ニューオープン! 景勝地・日本平の富士ビュースポット

2018年11月、国の名勝で日本夜景遺産にも選ばれた景勝地・日本平山頂に、スタイリッシュな展望スポット「日本平夢テラス」がオープンしました。標高300mにあるこの辺りは、駿河湾越しの富士山や伊豆半島、遠く南アルプス、眼下に清水港が広がる景勝地として知られていましたが、見晴らしの良い高台から360度のパノラマビューが楽しめるにようになりました。

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展望回廊から建物越しに見えた富士山

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展望回廊から望む八角形の屋根は翼のようにも見える
3階建ての建物は、県産の杉板が張られた八角形。デザインは東京五輪のメイン会場・新国立競技場の設計でも話題を集める、世界的建築家・隈研吾氏率いる「株式会社 隈研吾建築都市設計事務所」によるもので、富士山が最高の方位に見える向きに設計されたのだとか。周囲の自然と調和する造りになっています。

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庭園越しの外観は寺院を思わせるデザイン

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天井の木組みが印象的な木の温もりあふれる内観

施設内では、1階で日本平の歴史や文化を展示で学んだ上で、2階のラウンジスペース(有料で軽食を提供)や3階の展望フロアから絶景を堪能できます。何といっても圧巻なのが、3階に広がる展望回廊からの風景。デジタル塔を囲むように1周約200mあり、心地良い風を感じながら360度の大パノラマを満喫! 展望回廊は終日入場できるので、ロマンティックな夜景を楽しむデートにもオススメです!

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展望回廊からは駿河湾越しに富士山がくっきりと
「日本平夢テラス」

日本平夢テラス

・住所:静岡県静岡市清水区草薙600-1
・TEL:054-340-1172
・開館時間:9:00~17:00(土曜は~21:00)※展望回廊は終日入場可能
・定休日:第2火曜
・入館料:無料
・交通アクセス:JR東海道本線東静岡駅より日本平線日本平ロープウェイ行きバスで約25分(JR静岡駅より日本平線日本平ロープウェイ行きバスで約40分)、日本平石碑前下車徒歩5分

江戸時代、浮世絵にも描かれた日本古来から愛される富士ビュー

三保半島に広がる「三保松原」は、約7kmに渡る海岸に約3万本の松が生い茂り、富士山と白砂青松の風景が浮世絵や絵画、和歌などに表現されてきました。

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松林越しに見る三保海岸

2013年6月には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉-」としてユネスコの世界文化遺産構成資産に登録され、世界的にその名を知られるようになりました。

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三保松原(静岡市提供)

三保松原へは御穂神社から続く参道・神の道を歩いて向かいます。約500mの木道の両脇には松並木が続き、進むごとに神聖な気持ちが高まるのが分かるでしょう。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に。

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神の道

神の道を歩き終えて浜辺に出る手前では、樹齢200年ほどと言われる「羽衣の松」が出迎えてくれます。天女が舞い降りて羽衣をかけたという「羽衣伝説」で知られ、現在の松は3代目のものとなります。

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羽衣の松
「三保松原」

三保松原

・住所:静岡県静岡市清水区三保
・TEL:054-221-1019(静岡市観光交流文化局文化財課)
・入場時間・定休日:常時開放
・見学料:無料
・交通アクセス:JR東海道本線清水駅より三保山の手線バスで約25分、三保松原入口下車徒歩20分

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