外国の桜の花言葉
桜の花言葉は海外にも存在します。代表的な3つの国の花言葉をご紹介します。
フランス
フランスでの桜全般の花言葉は「私を忘れないで(Nem’ oubliez pas)」。桜の散りゆく姿の儚さと、恋の終わりの切なさを重ねているといわれています。フランスらしい詩的な花言葉ですが、重みのある花言葉なので少し怖いという印象をもつ人もいるそう。
アメリカ
アメリカでの桜全般の花言葉は「精神の美(spiritual beauty)」「優れた教育(a good education)」。これらの花言葉はアメリカ合衆国の初代大統領ジョージ・ワシントンのエピソードに由来するといわれています。彼は幼い頃、父親が大切にしていた桜の木を誤って斧で切ってしまいました。しかし、自分が切ったことを正直に父親に話したところ、むしろ父親はその正直さを褒めたといわれています。この話が創作された話だという説もありますが、アメリカでは教訓として広く伝えられてきた逸話です。
韓国
韓国での桜全般の花言葉は「心の美しさ」「佳人(美しい人)」。どちらの花言葉も桜の美しさや儚さをなぞらえたもので、日本の桜の花言葉と共通しています。韓国でも桜は春の訪れの象徴で、各地で桜祭りが開かれています。
桜の花言葉に怖い意味はある?
桜の花言葉に怖い意味はありません。しかし、桜の花言葉に怖いイメージをもつ方も少なくないよう。怖いイメージがあるのは次の理由が考えられます。
・桜が散る姿に切なさや悲しいイメージがあるため
・昔は桜に物事の終わりや不吉なイメージがあったため
・死者の慰霊として植えられることがあるため
・フランスでの花言葉が「私を忘れないで」と悲しいイメージがあるため
桜はたくさんの花をつけ、そしてぱっと散ってしまうイメージがあり、その姿に切なさや悲しいイメージをもつようになったと考えられます。特に、江戸時代まではその散っていく姿が物事の終わりや不吉さを連想させ、縁起の悪いものだと考えられていたようです。他にも、桜は昔から死者の慰霊として植えられることがあったため、現在でも怖いイメージをもつ人が少なくないのかもしれません。また、フランスには「私を忘れないで」という桜の花言葉があり、愛の重さを感じるため執着や悲しさを感じる人もいるそう。
桜の基本情報
科名:バラ科、サクラ亜科
属名:サクラ属
学名:Cerasus
英名:Cherry blossom、Sakura
和名:桜、サクラ
花色:白、薄いピンク色、濃いピンク色、薄い黄色、薄い緑色
開花時期:3月中旬〜5月上旬
桜は、バラ科サクラ属に分類される樹木の総称です。日本だけでも600種以上の品種があるといわれています。しかし、日本で見られる桜の7〜8割はソメイヨシノです。桜といえばピンク色の花の印象が強いですが、黄色や緑色の花を咲かせる品種も。気温によっては早いもので2月頃から咲き始め、多くは3月中旬から5月にかけて見ごろを迎えます。
桜モチーフのおすすめ作品12選
ここからは、minneで見つかる桜モチーフの作品をご紹介します。春にぴったりなアクセサリーや使うたびに心が和む食器・雑貨をピックアップしてみました。
華やかな「アクセサリー・ヘアアクセサリー」
ハレの日に身につけたい
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