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いまさら聞けない「フェムテック」。生理期間に活用できるアイテムなど、製品の適切な選び方とは

ライフスタイル

「生理の症状がつらい場合に取得できる生理休暇も労働基準法で定められていますが、厚生労働省の調査によると2019〜2020年に請求した女性労働者の割合は1%を下回っています。理由として 『男性上司に申請しにくい』『請求するのが恥ずかしい』といった意見が挙げられていますが、生理休暇は労働者に与えられている権利だということも知っておいてほしいですね」

この数年で、急速な発展を遂げたフェムテック市場。女性たちをサポートする味方ともいえるフェムテック製品は、今後どのような存在へと変化していくのでしょうか。

「今はまだ"新しいもの"といった感覚の方が多いかもしれませんが、今後はあって当たり前の存在になっていくと思います。スマートフォンで利用できる月経管理アプリをはじめ、吸水ショーツやデリケートゾーンケアアイテムの販売はドラッグストア、バラエティショップ、百貨店にも広がりをみせています。使用するユーザーが増えていくことで、徐々に暮らしに根付いていくでしょう」

「SDGsなどが重要視される現代において、女性が生活しやすくなるようにサポートし、繰り返し使用可能なアイテムもあるフェムテック製品は、持続可能な社会を後押しするものともいえます。フェムテックの活用をきっかけに自身の体や健康と向き合い、健康意識の高い人が増えていくことにもつながるのではないかと考えています」

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