生活で使うものは、なるべく地球や環境にやさしいプロダクトを選びたいもの。
北海道旭川市の木工クラフトメーカー「MOKKOU（モッコウ）」は、これまで捨てられていた端材や木屑などを利用したアップサイクルプロダクトを発売します。
4月3日（水）より、北海道・旭川デザインセンター内「ADCセレクション」にて販売がスタート。おしゃれかつサステナブルなアイテムに注目ですよ！
北海道の木工クラフトメーカー「MOKKOU」
「MOKKOU」は2022年10月生まれ、11月創業の木工クラフトメーカー。
マスタークラフトマンの佐藤誠さんと、アートディレクター／グラフィックデザイナーのゲンママコトさんが代表を務めています。
現在は特注と言われる受託製造を中心に、手のひらに乗るような小さな木製品を生産。「MOKKOUを世界の共通語に」を合言葉に、旭川・日本のものづくりを下支えし、世界に発信していく企業を目指しているそうです。
そんな「MOKKOU」が、捨てられて燃やされてしまう端材に利用価値を見出し、新たな製品として世に送り出すプロジェクト「UPCYC PRDCT／アップサイクルプロダクト」をスタート。
単にリサイクルするのではなく、価値を高めることで、持続可能な取り組みにしていきたいと考えているといいます。
お部屋をおしゃれに、癒し空間に変えるアイテム
製造の過程で出る端材が使われた「Product 001」（税抜3万円）は、アップサイクルプロジェクトの第1弾製品。
木の温もりが感じられるオブジェは、お部屋に飾っておきたくなりますね。
パッケージや緩衝材も捨てられていた紙や木屑を使い、プロジェクトの象徴的な製品になっているそうです。
香り好きさんは、生産の過程で出る木材チップを使った「Aroma diffuser」（税抜600円）をチェックして。
MOKKOUの工場の木材チップは塗料や接着剤を含んでおらず、木材本来の香りと、アロマオイルの香りのマリアージュを楽しめるといいます。
樹種はメープル／ウォルナット／チェリーの3種類から選べますよ。
身の回りのものも端材を活かしておしゃれに変身
「Kindling」（税抜250円）は、キャンパーさんにおすすめ。生産の過程で出る木材チップを、焚き付けに利用しやすいように小分けにした商品です。
MOKKOUのある旭川では、家具やクラフトに使う木材を含水率8%まで人工乾燥させるため、よく燃えるのだとか。
一見これは何？と不思議に思うこちらは、マグネットとプッシュピン「Branches magnets & Push pins」（税抜1200円）。実は、北海道中川町産の木の枝が使われているんです。
プッシュピンといえば、無機質でシンプルなデザインが一般的ですが、これはそれぞれの枝に表情があっておもしろい！これでポスターやポストカードを飾れば、お部屋の雰囲気が変化するかも。
パッケージの箱も、印刷所で捨てられていた紙を利用して作られているそうです。
ご紹介したプロダクトは北海道の「旭川デザインセンター」で販売とのこと。今後は、オンラインなどで購入できるようになると嬉しいですね。
MOKKOU公式サイト
