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「運を味方にできる人」が無意識にやっている“5つの行動”

「運も実力のうち」という言葉がありますが、運を味方につけるには“運がいい人の行動パターン”にヒントが隠されているのだそうです。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんに詳しく教えていただきました。

教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

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株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。著書に『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』(KADOKAWA)がある。

運を味方にできる人が無意識にやっている5つの行動

私たちの言動は無意識のうちに行われることが多く、その行動こそが運を左右していることに気づいていない場合があります。

運を味方につける人たちは、特定の行動パターンをとっており、これらの効果は科学的にも証明されてきています。

今回は、その中の特に大切な5つの行動をご紹介します。

1.新しい経験を積極的に楽しむ

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失敗を望む人はいません。そのため、無意識に「過去の経験で成功した事象」に意識を傾けてしまい、新しいチャレンジを避ける傾向があります。大きな失敗は避けられるかもしれませんが、成長の機会を逃してしまうので非常にもったいないのです。

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運を味方にできる人は新しい経験にオープンなので、行動範囲が広がり人脈も広がります。誘ってもいつも断る人や楽しそうにしていない人よりも、誘いを喜んで受けて楽しんでいる人のほうが、その後の人間関係や機会の広がりに違いが出るのは当たり前ですよね。

新しい場所や人との出会いは、有益な情報を得たり、好機が訪れたときに見逃さないように行動できたりする、素敵なきっかけになります。

2.ゴミを拾う

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皆さんは、“ゴミ拾い仙人”の吉川さんをご存知でしょうか?
吉川さんはゴミ拾いをライフワークとされており、8年間で100万個以上のゴミを拾ってこられた方です。そして、年商47億円の会社のCGO(最高事業成長責任者)でもあります。

吉川さんは「ゴミ拾いをすると、いいことがある!」と断言されているのですが、これは脳の仕組み的にも理にかなっています。

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「自分は運がいい」「私は素晴らしい」とただ言い聞かせても、根拠がないとなかなか信じるのは難しいもの。ですが、ゴミをひとつ拾う行動をすることで具体的な行動が伴うので、「自分ってすごいな」「いいことをしたな」と、自然に思えるのです。

吉川さんも触れられているように、ゴミ拾いは他人が捨てたものを拾って環境を美しくする行動。したがって、100%利他的な行動だと言えます。人のために気持ちよく行動できると、自分には「きっといいことが起こる」と感じられるようになるでしょう。

3.自分と相手、どちらも大切にしている

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運を味方にしている人を見ると明らかなように、自己犠牲的な我慢を重ねて耐えている、焦っているような表情の人はいません。余裕のある表情をしている人たちだと分かるはずです。

それは、自分自身も気持ちよく、そして相手の気持ちも尊重できる関わり方をしているため。心地よい縁が自然と広がり、感謝や思いやりの感情をもって過ごせているからです。

「相手によく思われたい」「親切にしないといけない」と思っていると、つい自分の感情を抑えがちになるかもしれませんが、自分も相手も心地よく過ごせるように心がけることで運を味方にできます。

4.行動する

運を味方にする人は、「思うこと」と「行動すること」がワンセットになっています。

たとえば、
Aさんは、何年も前から「海外に行こうと思っている」という夢を熱心に語っている。
Bさんは、海外に行くと決め、飛行機やホテルの予約をして、出発の準備をしている。
あなたは、どちらの人物が自信をもっていると感じますか? 頼もしさや前向きさを感じるほうは、どちらでしょうか?

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実際に行動に移している人は自信があり、前向きで結果を出す人なのだと、自然と周りの人から理解してもらえます。

私の周りにいる運を味方にしている人たちも、行動するかどうかについて話をしているのを見たことがありません。いつも行動した結果で、「こんなことが面白かった」「勉強になった」といったポジティブな報告であることが多いです。

小さなことでもいいので、「思う」と「行動する」をセットで実践する練習をしましょう。

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