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時間を見つけて必ずやっている?!「頭の回転が圧倒的に速い人」の習慣とは?精神科医が考察

精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。

こんにちは!精神科医しょうです。

「問題解決や判断をする時、もっと素早く、柔軟に対応できるようになりたい」
「どうしたら、頭の回転を早くすることができるんだろう?」

あなたも、こんな風に悩んだ経験があるかもしれませんね。確かに、頭の回転が早い人は

・情報を素早く処理し、迅速に問題を解決する能力
・新しい状況や環境に素早く適応し、臨機応変に対応する能力
・ストレス解消の能力

このような能力が高い傾向にあり、頭の回転が速い事のメリットは大きいといえます。では、実際に頭の回転が速い人たちは、どのような事を習慣にしているのでしょうか?さっそく結論から言うと、次の3つの事を習慣にしているんですね。

①インプットとアウトプットをバランスよくする
②情報の取捨選択を習慣化している
③良質な睡眠をとっている

では、1つずつ解説していきましょう。

インプットとアウトプットをする

まず読書をしたり、勉強をするなどのインプットをおこなうことで、新しい情報やスキルを得ることができます。このように得た情報やスキルは、問題解決や意思決定の際に利用できる知識の引き出しを増やしてくれます。あなたが、問題を抱えたり何か判断をしなければいけない時に、頭の回転を早め、効率的で適切な判断をおこなえる力となるでしょう。また、新しい情報を学ぶことは脳のトレーニングにもなります。そのためインプットを通じて神経回路が強化され、情報処理速度が向上します。

さらにアウトプットは、インプットで得た知識をより深いものにしてくれます。例えば他人に説明したり、自分で文章化したりすることで情報を再構築し、深く理解することができます。他にも自分の考えやアイデアを外部に発信することで、他者からのフィードバックを得ることができます。このフィードバックにより、自分の考えの不足点や改善点を知り、より効率的な思考プロセスを構築することができます。このようにインプットとアウトプットには、それぞれ頭の回転を速くする効果があるといえます。

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AdobeStock

情報の取捨選択を習慣化している

情報の取捨選択も頭の回転が早い人が、行っている習慣の1つだといえますね。特に、現代では情報が溢れており、すぐに莫大な量の情報を得ることができます。そのため、自分でも知らないうちに情報過多になってしまっている人も多いんですね。情報過多は認知負荷を増加させ、思考の効率を低下させる要因になります。そのため情報の取捨選択を行うことで、脳が処理する情報量を減らし、集中力を高める事で頭の回転を早くする事ができるんですね。

良質な睡眠をとっている

良質な睡眠は学んだことを脳内で整理し、記憶を強化する役割を果たします。これにより学習効率が向上し、新しい情報を効果的に処理する能力も高まるんですね。また良質な睡眠を取ることで集中力や注意力が向上し、思考速度も早まります。反対に徹夜明けや夜更かしをしてしまった時は、「どうも頭が回らないなあ…」「普段なら簡単にできる作業も時間がかかる…」こんな経験をした人も多いのではないでしょうか?このように睡眠は、シンプルですが頭の回転を早くする上で、とても重要である事が分かりますよね。頭の回転が早い人が、良質な睡眠を習慣にしているのもうなずけると思います。

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今日は頭の回転が圧倒的に早い人の習慣についてのお話でした。あなたもこの3つの習慣を取り入れる事で、少しずつ頭の回転を早めていきましょう。今回のお話が少しでも参考になれば嬉しいです。

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