喫茶店なのにカレーが一番有名な「とよのcoffee」。
名古屋市天白区の住宅街に佇む喫茶店「とよのcoffee」。はじめは喫茶を楽しもうと訪れたお客さんも、カレーのおいしい匂いに誘われて次回からはカレーをガッツリ食べに来てしまうと評判なんです。
手作り素材にこだわったカレーやメニューが、多くのお客さんを魅了しています。そんな知る人ぞ知る、喫茶店「とよのcoffee」に迫ります。
取材協力【とよのcoffee】
住所:愛知県名古屋市天白区原2丁目202 びい6植田1F
営業時間:平日8時~16時30分、土日祝日8時~17時30分
定休日:水曜
コーヒーが主役のはずなのに、いつの間にかカレーに!
マスターのこだわりが店の路線を変えることに!
2023年3月に、念願の「喫茶店」をオープンしたマスターの豊川清文さん。過去にフレンチやイタリアンで腕を磨いた経験のある、一流料理人です。当初、コーヒーと一緒に楽しめるようにと作られれた自家製カレー。ですが、気づけば超本格スパイスカレーに大変身していました!
一番人気はモーニングカレー(朝カレーセット)ドリンク代+600円。※追加料金がかかるカレーもあります
朝8時から、ドリンク代プラス600円と超お値打ちで楽しめる「モーニングカレー(朝カレーセット)」。とよのcoffeeの一番人気メニューです。
喫茶店ではなくカレー屋と認識するお客さんも!
選べるカレーは6種類から7種類。中華調味料を使い、麻婆茄子風にアレンジしたキーマカレーや、レモンと新ジャガのさっぱりとしたチキンカレーなど、個性的なラインアップが並びます。豊川さんはできるだけ同じものを作らないよう、常にメニュー開発を続けているといいます。
ランチになると、さらにスペシャルなカレーが登場
ランチ限定の「きのこの白いキーマカレー」1600円。
ランチタイムになると、モーニングでは食べられない限定メニューが追加登場! 豊川さん自慢の逸品はキーマカレーです。麻婆茄子風カレーに、キノコたっぷりのホワイトソースをかけて、白いキーマに仕上げます。
もはやカレー専門店でもお目に掛かれないスペシャルメニューです!
オープン1年で約100種類のオリジナルカレーを制作
厨房には50種類ほどのスパイスをそろえ、わずか1年で約100種類のオリジナルカレーを作ってきたといいます。「言われてみれば、うちはカレー屋さんかもね」と笑う豊川さん。
閉店が早すぎる驚きの理由
マスターの求めるクオリティは、もうカレー屋さん基準!
とよのcoffeeの閉店時間は午後4時半。少し早すぎないか、と聞いてみるとこの時間に閉店しないと、仕込みが追いつかなくなるとか。