少しのお気に入りだけを持つシンプルな暮らしに憧れるけれど、ものが減らせないとお悩みの方も多いのでは?そこでお話を伺ったのが、無垢材の質感が印象的な一軒家ですっきりと暮らすミニマリストのめいさん。かつてはものを溜め込みがちでしたが、手放すことができた経緯と、ものを減らすためのコツを3つ教えていただきました。
ものを手放せば維持・管理から解放され、片付けも楽に
ものや情報が溢れ、物欲が刺激されがちな現在。「ものは持てば持つほど、その数だけ維持・管理することになる」と教えてくれるめいさん。
「もの自体はいずれ劣化し、汚れたり壊れたりします。そして使ってそのままにすれば、その場所は散らかったままです。また、ものは日々増える一方なので、定期的に見直さないと収納場所がなくなってしまいます。家事や仕事、子育てをしながら、手入れや片付け、見直しもしなければならないなら、ものを減らしてすっきりした家を保つようにしたほうが楽になれます」
「真剣にものと向き合っていくと『こんなにものは必要ないかも』と気づけ、自分自身の内側も整理されていくので、本当に必要なものや好きなものもわかってきます。厳選されたものだけになると、片付く家に変化していきます」
多くのものに振り回されず、身軽に暮らしたい。そんな方は、めいさんのように少しずつ持ち物と向き合い、不要なものを手放すことから始めてみませんか。
photo / めい
めい(@zalala1209)
アロマセラピスト・植物療法士のミニマリスト。都内の戸建て住宅で家族3人暮らし。Instagramには、余白を大切にした家で暮らすなかで心に留まった瞬間や、自然光が生み出す陰影の美しさを切り取って投稿。シンプルライフの心がけや丁寧な暮らしぶりが人気を博しています。