もう一つ、すべり台の横にある「落ち葉プール」も、偶然にも資源と労働の循環が起きた例。
Akiko Kobayashi / OTEMOTO
「すべり台から飛び降りたときにクッションになるように落ち葉をふかふかに敷き詰めたところ、こどもが尻もちをつくたびに落ち葉と土と空気が撹拌され、気づいたら堆肥ができていました。こどもたちは遊びながら無意識に、循環のサイクルの一端を担っているんです」(鈴木さん)
一般社団法人「御代田の根」理事の本間勇輝さん
Akiko Kobayashi / OTEMOTO
もはや広場の中で起きることは、本間さんたちの予想を超えるようになってきました。学習センターとして機能したり、マルシェや土曜夜市などイベントを開催したり。運営する人と利用する人が混じり合った雑多な活用法こそが、みよたの広場の理想的なあり方なのだそう。
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「いろいろな人が居心地よく過ごせるよう、運営方法もみんなで決めていきたい。まさに多様性の象徴である森のように、変わり続ける未完成の場所であってほしいです」
本間さんはそう話します。
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