湿度が高くなると起こる影響とは
カビや細菌が繁殖しやすくなる
梅雨などの湿気の多い日は、カビが発生しやすくなります。カビや細菌が繁殖しやすくなるのは、室温が25℃以上、湿度が70%以上と言われています。
季節に関係なく、水回りも湿度が高くなりやすいためカビや細菌が繁殖しやすいので注意しましょう。
害虫が発生する
シロアリやダニなどの害虫も、湿気が多い場所を好むため繁殖しやすくなります。
ダニの場合アレルギー症状を引き起こしたり、シロアリは木造建築などの木材に被害を及ぼす恐れが。湿気がこもりやすい場所は、日ごろから空気の入れ替えをしておくのがおすすめです。
体調不良になることも
梅雨や夏など、温度と湿気が高い時期は熱中症になりやすく体調を崩しやすいんです。また湿度が高いと血液の循環が悪くなり、冷えを引き起こすことも。
部屋の湿度を調整し、体調を崩さないようにすることが大切ですよ。
部屋の湿度を下げるためにやってほしいこと7選
1.しっかりと換気をする
空気を入れ替えることで、家の中にたまった湿気を逃がせます。窓を2つ開けて空気の流れを作るとより効果的。
雨の日に換気をすると「湿気が入ってくるのでは?」と思うかもしれませんが、室内の室温のほうが高いんです。雨の日でも小雨程度なら換気をしましょう。
2.除湿機を使う
除湿機は湿気を下げてくれる電化製品。持ち運びできるものであれば、好きな場所で使用できる優れものです。
部屋の大きさに合わせた商品を選ぶことで、効果を最大限に発揮できます。
3.エアコンの除湿機能を使う
除湿機能のついたエアコンであれば、部屋の湿度を下げられます。「弱冷房除湿」は温度と室温の両方を下げ、「再熱除湿」は湿度だけを下げてくれる機能。
夏は「弱冷房除湿」を使用するなど、部屋の状況に応じて使い分けてみてくださいね。
4.サーキュレーターで空気を循環させる
押し入れやクローゼットなど、空気の入れ替えが難しい場所でも新鮮な空気を送り込めます。
窓付近で使う場合は、窓に向けてサーキュレーターを置くと、効率的に湿気を外に出せるので◎。