「小顔になりたい」と思ったとき、まず試すのがシェーディング。しかしいざ使ってみると、どこに影を入れれば良いのか分からず、使いこなせずに困っている方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、シェーディングの入れ方を基本編と応用編に分けてご紹介します。
シェーディングで小顔にしたい!
多くの女性が、輪郭にまつわるお悩みを抱えがち。「もっと、こんな輪郭だったら良かったのに…」とか「有名人の〇〇さんのようになりたい!」など、理想とする輪郭があるのではないでしょうか。
そんな理想に近づくために、小顔ローラーやマッサージ、顔ヨガを取り入れるのは定番ですが、メイクのときにシェーディングで輪郭を補正する方法もあります。
この記事では、シェーディングで顔に影を与え立体感を作って輪郭を補正し、小顔を演出する方法をご紹介します。
シェーディングの効果について
そもそも、シェーディングを使うことで小顔に見えるのはなぜなのでしょうか。まずは、基本のしくみから解説していきましょう。
肌より “暗い色”の効果とは? 基本を紹介
色にはそれぞれ、見る人に与える効果があります。メイクのときにはその色彩効果を応用して、顔の骨格や形を補正して見せることができるのです。
明るい色と比較した際の、暗い色の効果は…
● 引き締まって見える
● 奥行きがあるように後退して見える
● 硬そうに見える
これらの効果を活用し、肌よりも暗い色を輪郭に乗せることで、塗った部分に影を演出し、ほっそりと引き締まった印象に見せることができます。
気になる部分の骨格や凹凸を補正して見せる
シェーディングを活用すると、輪郭だけでなく他の部分の骨格や凹凸も補正ができます。たとえば、鼻にシェーディングを入れて鼻筋をスッと引き立たせて見せたり、人中に入れて中顔面を短縮させて見せたり。
また、生え際に入れておでこの広さを調整して見せたり、頬骨の下に入れて大人っぽい骨格に見せたりといったことも可能。気になる顔のパーツに影を仕込めば、理想の形を演出してくれますよ。詳細はのちほど応用編で詳しくご紹介します。
シェーディングの選び方
いざシェーディングを使いたいと思っても、色々種類があるので、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。覚えておくと役立つ選び方をご紹介していきましょう。
シェーディングの形状・種類
シェーディングの形状には、次のようなものがあります。定番としてパウダーが話題に上ることが多くありますが、他にも種類があります。
● パウダータイプ:サラッとマットに仕上がり、濃淡の調整がしやすい
● スティックタイプ:肌に密着しやすく、しっかり濃淡をつけやすい
● クリームタイプ:肌に溶け込み、自然に骨格の印象をコントロール
使うファンデーションの質感に合わせたり、好みの仕上がりに合わせて選んだりして、効果的に活用してみてください。
シェーディングの色選びについて
シェーディングもファンデーションと同様に、肌に合いやすい色があります。たとえば、ウォームトーンの肌に合わせるファンデーションは、イエローオークルやイエローベージュ系を選びます。
シェーディングの場合も同様に、黄みや温かみを感じるウォームブラウンやイエローブラウン系が合わせやすいでしょう。
逆にクールトーンの肌に合わせるとき、ファンデーションはピンクオークルやピンクベージュ系を選びます。それに合わせてシェーディングはピンクみのある涼しげなブラウンや、グレイッシュなブラウンをチョイスすると使いこなしやすいでしょう。
シェーディングの入れ方《基本編》
使うシェーディングを用意できたら、実際に顔に色を乗せていきましょう。