ストールとマフラーはどちらも首に巻くファッションアイテムですが、その違いを知っていますか?似ていますが、実は用途が違います。そこで今回は、ストールとマフラーの違いを季節、素材、サイズなどから解説!これを読めば、使い分けられるようになりますよ。
ストールとマフラーの違いを徹底解説!巻き方から季節別の使い分けも◎
ストールとマフラーは、どちらも首に巻くファッション小物ですが、似ているようで違うアイテムです。違いは季節、素材、それともサイズ?そんなストールとマフラーの違いについて解説!
それぞれどんなアイテムなのか、おしゃれな巻き方やコーディネートもご紹介します。またストールやマフラーと似ている、ショールやスカーフ、スヌードとの違いも解説します。
ストールとマフラーの違いは?
ストールは正方形や長方形などいろんなサイズがあり、首に巻くのはもちろんいろんな巻き方ができるアイテムです。また素材もあたたかいウール・カシミヤから、涼しいコットン・リネンまでいろんな種類があるので、1年中使えます。
一方マフラーは細長い長方形で、首にぐるっと巻いて使うのが基本。あたたかい防寒素材のものが多く、秋冬に使うのがメインです。「1年中使えるストールはマフラーの代わりになるか」という疑問の答えは、素材を選べばYES。あたたかい素材のストールなら防寒できて、マフラーの代替品になります。また肩掛けにして寒さをしのげるのもストールならではの魅力です。
「ストール」とは?〜特徴を深掘りして解説〜
ストールは、女性用のチュニックを意味するラテン語の「ストラ」が名前の由来です。さらに防寒用の肩掛けへと変化し、最初は毛皮だけだった素材の種類も増えていきました。ストールは首に巻くことが多いですが、基本的には肩に掛けるものなのです。ストールと似ている、ショールとの違いも解説!ショールはストールより大判サイズで厚手の肩掛けで、結婚式などにも使われて、頭に被るのもおしゃれです。
■カシミヤ・ウール・コットン・リネン素材など、1年中使える「ストール」
ストールは保温性が高いウール、あたたかく肌触りもなめらかなカシミヤ、通気性がいいコットンやリネン、なめらかで美しいシルク、耐久性の高いポリエステル…など素材の種類が豊富です。素材で使い分ければ、1年中ストールを使えます。他にもUVカット素材なら春夏コーデでの日よけにもなり、上品なシルクなら結婚式のショール代わりに使えます。
■「ストール」はサイズが大きめ!「大判ストール」は肩掛けにしても◎
ストールのサイズは幅が60~70cmほど、長さが180~200cmほどで、マフラーより大きいです。ストールのサイズの選び方としては、用途ごとに考えましょう。羽織ったり、ひざ掛けにしたりするなら大判ストールがおすすめ。広げると上半身が隠れるほどのサイズ感です。マフラーのように首にスッキリと巻きたいなら、大判サイズよりも小さめのサイズがベターです。
■2024年のトレンドの「ストール」の巻き方
大判ストールの幅の広さを活かした巻き方です。首を防寒しながら、肩掛けにもなり、裾のフリンジまでおしゃれなんて最高!
①ストールを後ろから首に掛けて、くるっと一巻き。
②片方のストールの端を、巻いた部分に入れ込む。
③先端の形を整えたら完成!
▼その他「ストール」のかわいい巻き方についてはこちらをチェック
「マフラー」とは?〜特徴を深掘りして解説〜
マフラーは、ラテン語で包み覆うという意味がある「マフル」という言葉が名前の由来です。防寒のために首に巻く細長い布を指します。
マフラーと似ている、スカーフやスヌードとの違いも解説!スカーフは首に巻くだけでなく、手首やバッグの持ち手などにも使える、正方形の布です。スヌードも首を寒さから守るために使うファッションアイテムで、ネックウォーマーとも呼ばれています。マフラーとの違いは形。スヌードは輪っか状になっていて、頭から被るように着用します。
■「マフラー」はあくまで防寒用!1年中というよりは、秋冬向け
マフラーは防寒用のアイテムなので、素材もウールやカシミヤ、ニット、ファーなど保温性が高いものばかりです。ストールよりも生地も厚め。秋冬用のアウターやファッション小物と一緒に着用することが多いです。