無料の会員登録をすると
お気に入りができます

2025年7月オープン! 「道の駅そらっと牧之原」がグルメ天国だった|静岡

日本一の茶産地・静岡県。なかでも最大の荒茶生産量を誇り、牧之原大茶園で知られる牧之原に、県内で26駅目、市としては初の道の駅がオープン。受け継がれた豊かな茶文化と静岡県自慢の多彩な食材を、見て食べて買って楽しむことのできる“食のテーマパーク”をご紹介します。

茶畑の絶景×静岡空港近く! アクセス抜群の癒しスポット

picture

総面積5000haの茶畑が広がる牧之原。荒茶の生産は日本一

見渡す限り茶畑が広がる牧之原は日本を代表する茶処のひとつ。ここに茶畑を拓いたのは、大政奉還で駿府(今の静岡市)に隠居した15代将軍・徳川慶喜とともに移住したかつての将軍警護の武士たちでした。『道の駅 そらっと牧之原』は、刀を鍬や鋤に持ち替えた彼らの情熱と信念が生み出し育てた風景のただなかにあります。

picture

富士山を見ながら離着陸する空港らしく、空から見た富士山がシンボルマーク

ここはまた富士山静岡空港のすぐ近く。時おり飛行機が大きな空を横切ります。公募によってえらばれた道の駅の名称にある“そらっと”には、そんな雄大な立地の魅力も込められているそう。海外からの旅行者が帰国前に立ち寄るにもちょうどよく、お茶を中心とした食文化の魅力を国外へ発信できる絶好のロケーションです。

picture

農産物直売所の前には野菜や花の販売屋台が並び、広場には噴水も

この道の駅は3つの建物からなります。中央は農産物直売所。向かって左が飲食棟の「お茶の間食堂」、右端がトイレや休憩スペースです。見渡しがきくので、歩き疲れたり探し回ったりせずに楽しめる、キュッとコンパクトなレイアウトです。

【農産物直売所】地元野菜と特産品がずらり

picture

中央に位置する「農産物直売所」。農産物以外にベーカリーやスイーツなど加工品も豊富

近隣からの農畜産物のほか、牧之原のお茶をふんだんに使ったパンやスイーツ、特産物のしらすを活かしたオリジナルの加工品も豊富です。

農産物直売所を奥に進むと、静岡らしい海鮮丼が賑やかに並んでいます。カツオ、さまざまなマグロ、シラスなどどれもおいしそう。おむすびは豪華なだけでなくボリュームも満点!

picture

駿河湾らしいシラス、カツオなどの海鮮丼。マグロも数種の盛り合わせで味わえる

picture

もちろんお茶コーナーも大充実。牧之原は深蒸し茶の生まれ故郷でもある

picture

静岡県特産品を使った加工品のコーナー

picture

「しらす生姜ジャン」983円、「オドルしらすパスタソースアラビアータ」864円

おいしさだけでなく、パッケージのすてきさに心惹かれる商品も。たとえば「牧之原おこいちゃかすてら」。

picture

「牧之原おこいちゃかすてら」1188円。茶畑、富士山、飛行機を描いたパッケージはおみやげにぴったり

実はパッケージの内蓋が、静岡らしくてさらにかわいい! それは買ってのお楽しみです。

このほかにも、地酒、クラフトビール、だしがきめての各種ソースなど、どれも味わってみたいものばかり。もちろん近隣農家から届く野菜や果物も豊富です。

【スイーツ】さとりブランドのお茶の葉スイーツは必食!

picture

焼き立てパンのよい香りでいっぱい

農産直売所を入ってすぐの左手にあるのは「さとりベーカリー」。「さとり」とは、日本で初めて抹茶を製造した明治40年(1907)創業の老舗「丸七製茶」が手がけた、スイーツに特化したオリジナルブレンド抹茶。「さとり」ブランドとしてのベーカリーは新業態。牧之原産の茶葉から作られた抹茶をふんだんに使った焼き立てパンが揃います。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ