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カルディのコーヒー豆おすすめランキング10選|プロの“美味い認定” No.1は?[完全保存版]

「コーヒーいかがですか?」という試飲のお誘いと香ばしい香りに誘われ、ついつい入店してしまうカルディ。いまや全国各地に店舗展開する人気の食品雑貨店です。そんなカルディは「コーヒーファーム」と名乗るだけあって、主力商品はもちろんコーヒー。商品棚にズラリと並ぶ豆の中から、コーヒーのプロが本気でおすすめする10製品でランキングを決定しました。

360.life編集部/Test by MONOQLO編集部

コーヒー豆は奥深い…本当においしいコーヒー豆はどれ?

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以前にも増して簡単に手にいれられるようになったコーヒー豆。人気店のひとつでもあるカルディには常時20種類以上の豆を取りそろえており、焙煎やブレンドも自社で行うほどのこだわりです。

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多くのコーヒー豆がところ狭しと並ぶ店内。この中から自分好みの味を探すのは、カルディの楽しみのひとつではありますが、コーヒー豆の知識がないとどれを買っていいのか正直迷ってしまいます。

そこで今回は、わざわざ試飲しなくても自分好みのコーヒー豆を注文できるよう、コーヒー豆のいろはをご紹介します。

知る前と後ではコーヒーの味わい深さも変わり、より美味しく感じるかもしれません。

【基本①】コーヒーの味は4つの苦味、酸味、甘味、コクから構成

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コーヒーの味をひと言で表現するのは難しいものがありますが、「苦味」「酸味」「甘味」「コク」から構成されています。

コーヒー豆の種類や産地、焙煎具合により酸味が強いものから苦味が強いものまでさまざまで、これがコーヒーの奥深いところです。

[苦味]
コーヒーの味の基本といえばやはり独特の苦味です。豆は深煎りするほど、苦味が強くなる傾向にあります。

[酸味]
浅煎りの豆ほど酸味が強い傾向にあります。フレッシュな酸味は苦味同様コーヒーに欠かせない味わいです。

[甘味]
新鮮な豆を適切に焙煎し、きちんと淹れることで、コーヒー自体のわずかな甘味が感じられるようになります。

[コク]
飲み終わった後に残る濃厚なコーヒーの味わい。そこで感じられるのが、まさにコーヒーのコクです。

これらの4つの味のポイントは、実際にコーヒー豆のパッケージなどに記載されていることもあります。自分の味の好みがつかめてきたら、購入前に選ぶ参考になりますよ。

【基本②】世界のコーヒー豆は大きく2種類に分かれます

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続いては、コーヒー豆の種類についてご説明します。

コーヒー豆の栽培には、年間降雨量1800~2500ml、適度な陽当たり、平均気温20度前後、肥沃で水はけのいい土地、標高500~2500mの山や高地、という厳しい条件が課せられています。

この条件が揃うのがコーヒーベルトと呼ばれる赤道から北緯25度と南緯25度に囲まれたブラジルや東南アジア、中南米や中東などになります。

そこで栽培されるコーヒー豆は主に、「アラビカ種」と「ロブスタ種」というコーヒーノキから採れます。これに「リベリカ種」をくわえたコーヒーノキが3大原種といわれていますが、生産量は1%に過ぎず、ほとんど流通していません。

つまり、わたしたちが普段飲んでいるコーヒーはアラビカ種(約7割)かロブスタ種(約3割)のコーヒー豆ということになります。

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この2種は味はもちろん、形などの見た目も異なります。まず特徴をおさえておきましょう。

[アラビカ種]
甘い花のような「フローラル」のアロマの香りと強い酸味が特徴で、圧倒的な人気です。若干楕円形をした形。

[ロブスタ種]
苦味が強く、渋みがあり個性的な風味が特徴。ブレンドやインスタントコーヒー、缶コーヒーの原料として使われています。丸みを帯びています。

[選びのポイント①]コーヒー豆の種類と焙煎度合い

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実際にコーヒー豆を選ぶときに大切なポイントは、「豆の種類」「焙煎度合い」それから「味わい」の3つ。

コーヒー豆は同じ種でも、育った地域の土壌などによって味わいが変化します。「エメラルドマウンテン」や「ブルーマウンテン」と喫茶店などで聞いたことあると思いますが、味の違いを産地名を表しているのです。

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それでは、日本でも人気の高い代表的なコーヒー豆の特徴をみてみましょう。

[グァテマラ]
中米にある火山と熱帯雨林で有名な国。甘い香りとやや強い上品な酸味、ほどよいコクが特長です。栽培地域に多様性があり、味わいもバラエティ豊かです。

[キリマンジャロ]
タンザニアにあるアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロで栽培されるコーヒー豆。1000m以上の高地が育む強い酸味と香り、豊かなコクが特徴です。

[エメラルドマウンテン]
コロンビアの農家代表組織「FNC」が厳選して認定。全生産量のわずか3%未満という高級豆です。名称はエ。メラルドとアンデス山脈にちなんでいます。

[マンデリン]
インドネシア・スマトラ島で栽培される高級銘柄。同国ではロブスタ種が主ですが、本品はアラビカ種。深いコクとほろ苦さが絶妙なバランスを生んでいます。

[モカ]
イエメンの港町、モカから輸出されるコーヒーの総称で、最古のコーヒーブランド。独特の強い酸味と、フルーティーな香り、甘みとコクが特長です。

[ブルーマウンテン]
コーヒー栽培に最高の環境とされる、ジャマイカのブルーマウンテンエリアの豆。優雅な香りと調和の取れた甘味で“コーヒーの王様”とも評される味です。

[選びのポイント②]ブレンドとストレートの違い

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コーヒー豆にはブレンドとストレートがあります。「なぜ、わざわざ混ぜるの?」とお思いの方もいるでしょう。理由はいたって簡単。コーヒー豆にはそれぞれ酸味や苦味、香りやコクなどの個性があるので、それらの長所や短所を補い合うと、理想のコーヒーが完成するのです。

豆の組み合わせや比率にルールはないので、どのようなブレンドにするかがその店のテイストになります。慣れてきたら、複数の豆を混ぜてミルで挽き、自分のオリジナルブレンドを作ってみるのもいいでしょう。

[ブレンド]
複数種のコーヒー豆をブレンドしたもの。豆の特徴をうまく組み合わせて配合比率を決めます。

[ストレート]
単一の種類で淹れられるコーヒー。「モカ」や「キリマンジャロ」などの銘柄で知られています。

[選びのポイント+α]同じ豆でも焙煎度合いで味が変化

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焙煎には加熱する時間や程度によりレベルがあり、これを「焙煎度」と呼びます。同じコーヒー豆でも、焙煎度が異なると風味や香りが大きく変化するので、それぞれの珈琲豆や飲み方に合わせた焙煎度を見つけることが大切です。

焙煎度は大きく分けて「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階に分けられ、日本では焙煎度がさらに細分化され、8段階に分けられています。

上の図にあるように、「ライトロースト」から「シナモンロースト」が浅煎り、「ミディアムロースト」から「シティロースト」が中煎り、「フルシティロースト」から「イタリアンロースト」が深煎りにあたります。

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焙煎度が浅いほど酸味が強く、深いほど苦味が強い味に仕上がります。熱を加えると、薄くグリーンがかった豆が、チョコレートのような色に変化して、香りと風味が生みます。

それでは、焙煎度の主な特徴を図の右上端から順番にご説明します。

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[ライトロースト](浅煎り)
もっとも浅煎り。香り・コクともに不足していて、一般的には飲用に不向きです。焙煎のテストなどの際に用います

[シナモンロースト](浅煎り)
シナモンに近い色の状態。ライトよりも香りはありますが、酸味が強く苦味はない。良質な酸味を持つ豆ならブラックがオススメです。

[ミディアムロースト](中煎り)
ミディアムから見慣れた茶色になります。まだまだ酸味が強く、苦味は弱い。口当たりが軽く、アメリカンに向いています。

[ハイロースト](中煎り)
スタンダードな焙煎度のひとつ。酸味と苦味、甘味のバランスがよく、ストレートコーヒーの個性がよくわかる味になります

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[シティロースト](中煎り)
スタンダードな焙煎度。酸味よりも苦味とコクが強く感じられるようになります。こちらもストレートに適しています。

[フルシティロースト](深煎り)
酸味よりも苦味がさらに強くなり、豆の表面に油が出てきます。アイスコーヒーやエスプレッソがオススメです。

[フレンチロースト](深煎り)
酸味はほとんどなく、苦味とコクが際立ちます。牛乳を混ぜてもコーヒーの味がしっかりしているので、カフェオレなどに最適

[イタリアンロースト](深煎り)
もっとも深煎りで色は黒に近くなる。濃厚な苦味と香ばしさが感じられ、エスプレッソやカプチーノに向いた煎り方です。

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