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ひと工夫でさらに楽しめる!ミモザのドライフラワー活用法

インテリア

春を告げる花として、SNSでも人気の盛り上がっている「ミモザ」。今日はこのミモザのドライフラワー活用法について、専門家がお伝えします。

はぎわらりえこ

こんにちは。フラワーデザイナーでフォトスタイリストのはぎわらりえこです。

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フワフワの花、丸くポンポンと咲くその花姿がとても可愛らしいミモザ。また、ドライフラワーにも向いている花なので、春先にはリースやスワッグで楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?

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新緑の季節。窓を開け、外気の風を取り入れると心地よい季節になりましたよね。

ミモザは、スワッグやリースのままのドライフラワーで飾っていると、風で揺れたり、触るとすぐにポロポロと花や葉が落ちるのが悩みとのお声を聞きます。

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「捨てるにはもったいない」と感じていた方には朗報! 今回はお掃除が大変というお困りごとにも対処する、ドライフラワーのミモザ活用法をご紹介します。

まずは、そのまえに「ミモザ」の基本知識を。

ミモザの正式名称って?

「ミモザ」は、正式には、「アカシア」の総称です。

近年「ミモザ」という愛称で一般的には大変浸透していますが、元々「ミモザ」という名前は、日本では「オジギソウ」のことを指していました。

昔イギリスで「オジギソウ」の葉が「ミモザ」の葉に似ていたことから、イギリス人が南フランスから輸入される今の「銀葉アカシア」や「フサアカシア」のことを「ミモザ」と誤って呼んだことから、日本でもこの「銀葉アカシア」などの品種を後に「ミモザ」というようになったそうです。

この「ミモザ(ギンヨウアカシア)」などのアカシア属には、約1,200種類の仲間がいると言われています。アカシア属は、主にオーストラリアで見られる木の仲間で、原産地は南半球の熱帯地方ですが、最近では日本でも庭木で多く見られるようになっていますよね。

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日本で 一般的に花屋さんで見かけるのは、上の「銀葉アカシア」と「パール葉アカシア」。

花は同じ形ですが、違いは葉の形をみると見わけがつきます。流通量が多いのは、圧倒的に銀葉アカシアです。

そして、「アカシア」というとはちみつをイメージされる方が多いかもしれません。「アカシアの花のはちみつ」として有名ですよね。しかしこの「アカシアの花」は、上のミモザとは全くの別物ですのでお間違いなく! (本文中では、ミモザアカシアを「ミモザ」と表記します)

それでは、ミモザのドライフラワーの活用法をご紹介しましょう。

「ミモザ」のドライフラワーの活用法

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ハーバリウムにリメイク(難易度★)

ハーバリウムにするメリットは、
・ドライフラワーの「ポロポロ」が困るといったお掃除の悩みを解消できること
・そのままインテリアとしてまた長く楽しめること
この2点です。

【材料】
ハーバリウムオイル
空きビン(蓋のできるもの)

ハーバリウムオイルや蓋のできる空き瓶は、100円ショップで手に入ります。
(手前の電球型はダイソーです)

【作り方】
作り方は、空きビンにミモザをいれて、少しずつハーバリウムオイルを注ぐだけ!

ちなみにミモザアカシアの葉っぱは、特にポロポロしやすいのでオススメできません。私はミモザアカシアの葉の代わりに、プリザーブドフラワーのグリーンのアジサイを入れました。

そして、ミモザの花の黄色い花粉がオイルに浮いてしまうかも……と心配したのですが、普通にオイルを注いでも気になりませんでした。

【注意点】
(ネットなどで購入できる)ハーバリウム専用瓶の場合は問題ありませんが、100円ショップの瓶で作る場合は、蓋の密閉が弱いものがあるようです。長く飾っているとオイルが気化してオイル漏れのような状態になることがありますので、油染みなど、飾る場所にはご注意ください。

『★ハーバリウムって何ですか?』

https://ameblo.jp/flowerstalk2011/entry-12366611560.html

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ハーバリウムとは何? というかたは、こちらをご覧ください。

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