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買うべき電気ケトルおすすめ12選! 人気商品を容量別でテスト

スイッチひとつで手軽にお湯を沸かせる電気ケトルは、コーヒーやお茶をいれたり、カップラーメンを作ったりと、自宅でもオフィスでも大活躍してくれるアイテムです。今回は、人気の電気ケトル12商品を実際に使って沸騰時間の速さや使用感を検証。容量別におすすめランキングを作成してみました!

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コンロでお湯を沸かす際は、どうしても火元の安全が気になりますよね。なにかと忙しい朝は、スイッチひとつでお湯が沸いて自動で電源オフしてくれる電気ケトルを使えば、その場を離れて身支度しているあいだにもお湯を沸かせるので便利です。

また、料理を同時並行で作っていて「お湯を沸かしたいのにコンロが全部埋まっている……」といった場面でも、電気ケトルは重宝します。

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電気ケトルといえば、ティファールやタイガー魔法瓶、象印といった有名キッチン家電メーカーをはじめ、アイリスオーヤマや山善といった総合メーカーからもさまざまな特徴・機能をもった商品が発売されています。

ここでは、電気ケトルを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを解説します。

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電気ケトルの容量は、0.8~1.2L程度のものが主流です。ひとり暮らしの人など使用量がそんなに多くない場合や、コンパクトサイズを希望する場合には、0.8Lタイプでもまかなえますが、容量ギリギリの湯量を使う場合は本体を大きく傾けて注ぐ必要があり、腕が疲れるかもしれないので注意しましょう。

また、カップ麺など厳密な計量が不要な調理に使うぶんには電気ケトルの目盛りは重要ではありませんが、湯量をちゃんと計って沸かしたい場合は、目盛りの見やすさもチェックしておくといいでしょう。

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沸騰スピードは同じ消費電力でも機種によって異なりますが、今回の検証では1200W以上の機種は300mlの水を沸かすのに要した時間が2分前後と、比較的速い印象です。

さらに1300Wの機種だと、同容量の他機種と比べて10秒以上速い結果に。とにかく短時間で沸かしたいという人は、自宅のアンペア契約の許す範囲で消費電力の高い機種を選んでみてはいかがでしょうか。

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単純にお湯を沸かすだけでなく、温度調節機能や電気ポットのような保温機能を備えた機種も最近は続々と出てきています。

赤ちゃんのミルク作りなら70℃、コーヒーなら85℃、紅茶なら95℃……といった具合に目的に応じて使い分けたい場合は、温度調節機能を備えたタイプが便利です。

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(左)三角口 (中央)鶴口 (右)細口

電気ケトルの注ぎ口に多い「三角口」タイプは一度に出るお湯の量が多いので、カップ麺つくりなど、お湯をたくさん注ぐのに向いています。

一方で、やかんのような形状の「鶴口」タイプや、ドリップケトルのような「細口」タイプは、湯量を調整しながら注ぎやすいのでコーヒーを淹れる用途で活躍します。

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(左)給湯ロック解除 (右)給湯ロック状態

上の画像は、タイガー魔法瓶「わく子 PCL-A100」のもの。給湯ロック機能と転倒お湯もれ防止構造により、万が一お湯が入った状態で倒してしまった場合にも、被害を最小限に抑えられます。

沸騰時に噴き出す蒸気の量を抑える機能や、本体が二重構造で熱くなりにくいタイプもあるので、小さなお子さんのいる家庭では、安全機能を備えた機種から選ぶのがオススメです。

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今回は、Amazonや楽天で人気の電気ケトル12商品を厳選し、LAB.360室長の松下監修のもと以下の検証を行いました。

容量0.8Lが5製品、1.0Lが5製品、1.2Lが1製品、1.7Lが1製品というラインナップです。

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300mlと満水量、それぞれで沸騰して電源が自動オフされるまでの時間を計測。速さに応じて20段階で評価しました。

300mlの沸騰の速さ[配点:20点]
満水量の沸騰の速さ[配点:20点]

安全性のテストは、以下3つの基準で行いました。

▼表面温度[配点:10点]

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お湯が満水量の状態で、沸騰時の電気ケトルの表面温度を計測。表面温度が低いほど高評価としました。
広域部分で70℃あたりであれば、かなり甘い評価ですが3点としました。80℃で2点、90℃超えで1点。

▼蒸気の量[配点:10点]

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沸騰時に立ち昇る蒸気を黒背景で撮影し、蒸気の量が少ないものや立ち昇る勢いの弱いものに高評価をつけました。

▼転倒時お湯漏れ[配点:6点]

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満水にした状態で横倒しにして、注ぎ口等から水が流れ出ないかを確認しました。今回は常温の水で行いました。

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持ちやすさ[配点:6点]
持ち手の太さや形状が持ちやすいか、握りやすいかなどを感覚で評価しました。

注ぎやすさ[配点:6点]
湯を注ぐ時の注ぎやすさを感覚で評価。実際にカップに注ぎ、狙いやすさや注水量が妥当かを確認しました。

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使い勝手[配点:6点]
電源プレートへの乗せやすさ、スイッチ位置の見やすさ・押しやすさ、水位目盛りの見やすさ、片手で注ぐまでの動作ができるかなどを感覚で評価しました。

機能性[配点:10点]
自動電源オフ機能と空だき防止機能を各2点として加点。さらに温度設定機能、保温機能などの付加機能を搭載している場合は、各2点ずつ加点しました。

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