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肌トラブルの原因に?「腸内環境」が肌に与える影響[美容皮膚科医 山崎まいこ先生に学ぶ ♯3]

美容

肌が敏感に傾いたり、乾燥したり、くすんだり…。肌の悩みは外側からの原因だけでなく、内側の影響も大きく関わります。そのひとつが、「腸内環境」。肌と腸の関係や肌のためにできる腸内環境を整える食生活や生活習慣について、「まいこ ホリスティック スキン クリニック」の山崎まいこ先生にお話を伺いました。

ヨガジャーナル日本版編集部

<腸内環境を整える基本食習慣『HOPE』>

H:ハイファイバー・・・食物繊維
不溶性食物繊維だけでなく水溶性食物繊維も含みます。

O:オイル・・・・良質な油
オメガ3・6・9のオイルをバランスよく摂るのが理想です。

P:プロバイオティクス・・・腸内細菌のエサ
味噌や納豆、キムチなどの発酵食品、サプリメントで補うのも◎。

E:エンザイム・・・酵素
新鮮な生の食材(野菜・フルーツ・肉・魚)、発酵食品に含まれます。

「腸内環境が悪化すると免疫力も低下してしまい、花粉や紫外線などの外的刺激に反応してしまって肌が敏感に。腸内環境が整うと免疫も安定して、肌の状態も整ってきます。またファスティングをしてみるのもおすすめ。肌の質感が良くなったり、キメが整ったり、肌にも嬉しい影響が。クリニックでも『腸質スキンケアプログラム』をご用意しています」(山崎先生)

いかがでしたでしょうか? 腸内環境を整えて、刺激に負けない健やかな肌を目指しましょう。

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Photo by Hiromi Hashimura

教えてくれたのは…山崎まいこ先生
まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。千葉医科大学卒業後、大阪市立総合医療センターで臨床研修を行い、大阪市立大学付属病院で大阪市内外科院長を経て、2017年に代官山に「まいこ ホリスティック スキン クリニック」を開業。消化・吸収と腸内環境に着目した「ホリスティック栄養学」に基づき栄養指導を行っている。

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