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糖質はガマンしないとダメ? ストレスなく上手に糖質コントロールできるかしこい食べ方

ビューティ

一大ブームを巻き起こした「糖質制限ダイエット」ですが、食事制限によりストレスを感じたりしていませんか。糖質を無理なく、上手にコントロールすることで、栄養価も美味しさもアップして、ヘルシーな食生活を送れるコツをご紹介します。

佐藤 舞

過度な糖質制限に要注意!

一大ブームを巻き起こした「糖質制限ダイエット」。糖質制限は、三大栄養素のたんぱく質、脂質、糖質のうち、糖質を制限する食事療法です。

糖質制限で血糖値の急上昇を防ぎ、太るホルモン「インスリン」の過剰な分泌を抑えることで痩せやすい身体を作るという原理です。ただ闇雲に糖質を制限することで健康に支障をきたらしたり、ガマンしてストレスを溜め込んでしまっては、心と身体のバランスが崩れてしまいます。極度な糖質制限によって、脳やカラダに必要なエネルギー源を不足させ続けたことにより、筋力・体温の低下、生理不順、便秘などの危険性があり、健康へのアラームが鳴りはじめてきています。

本来、私たち日本人が昔から主食にしてきた穀物は、大事な栄養源であります。

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お米は日本の伝統的な主食

美味しく食べて、上手に糖質コントロール

私たちの身体には、「糖質」は大事な栄養素です。糖質をガマンして制限するのではなく、糖質を上手にコントロールして取り入れていくことが大切です。そこで、オススメなのが、栄養素とデトックス効果が高い「玄米」と、糖質の吸収を抑制する機能を持つ「もち麦」を主食に用いる「もち麦玄米ごはん」です。

玄米とは、胚芽や表皮が残ったままの状態のお米です。この胚芽や表皮にはビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養分が豊富に含まれており、食物繊維やポリフェノールなどの様々な栄養分が含有されており、体に良いだけではなく、デトックス食品としての効果が期待できます。玄米でデトックス効果が得られるのは、玄米に含まれているフィチンの働きです。フィチンは強力なキレート作用を持っているのが特徴で、身体に有害な物質と結びついて体外に排出する働きがあります。

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無農薬・無化学肥料で栽培している「市川農場」

玄米を美味しく食べるなら、雑穀と混ぜることがおすすめです。特に、雑穀の「もち麦」は、糖質の吸収を抑える機能をもち、モチモチとした食感で、味が良くなるだけでなく、栄養素も高くなってデトックス効果も高まります。もち麦には、水溶性食物繊維「大麦β-グルカン」が豊富に含まれています。もち麦に含まれる食物繊維は、白米の約25倍もあり、中でも水溶性の食物繊維が多いのが特徴です。「大麦β-グルカン」の効果は、糖質の吸収を穏やかにし、食後血糖値の急激な上昇の抑制や、満腹感の持続作用、腸内の善玉菌のエサになるなどにまで及びます。

私がずっと愛食しているのは、市川農場さんが生産栽培されている有機玄米です。北海道の旭川市に広がる美しき水田に、農薬、化学肥料を使用せず、米粉、米糠、サトウキビ、などの天然の植物性肥料を使用し、自然を愛する生産者さん達が、愛情込めて育まれた有機玄米です。お米の旨味があって、格別に美味しい玄米は、毎日のエネルギーの源になっています。

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市川農場 ゆめぴりかの有機玄米ともち麦を混ぜた「もち麦玄米ごはん」

糖質自体が悪者なのではなく、糖質をどのように摂取するかが大切ですね。自分に合った糖質コントロールを意識したヘルシーな食生活を送ってみてはいかがでしょうか。

ライター/佐藤舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。

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