2019年5月、日本が誇る伝統的な旅館の良さを現代にあわせて“編集”した、新しいタイプの旅館「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」が開業。最上階の18階大浴場では、箱根から直送された温泉露天風呂に浸かりながら、新宿の夜景を一望する贅沢なひと時を楽しめます。しかも1泊1名5,500円~と、リーズナブルな料金で宿泊できるのも魅力。遠出せずとも旅気分を味わえる「由縁」で、お泊り女子会をしてみませんか?
都心のど真ん中に誕生した、くつろぎの温泉付き旅館/ONSEN RYOKAN 由縁 新宿
2019年5月8日にオープンしたばかりの「ONSEN RYOKAN 由縁(ゆえん) 新宿」。東京メトロの新宿三丁目駅と新宿御苑前駅からいずれも徒歩10分弱という都心のど真ん中に位置しながら、なんと展望露天風呂まで有する旅館です。
平屋建ての建物は、エントランスとレストラン。客室棟は奥にあるグレーのビルで、193室を完備します。
医大通りに面する純和風の数寄屋門は、いかにも旅館といった雰囲気で、ここが大都会・新宿であることを、一瞬、忘れてしまうほど。
門をくぐった先のアプローチには、四季を感じる庭や手水鉢(ちょうずばち)など、伝統的な和のしつらえが施され、夜にはこんな風情たっぷりの装いに。トリップ感も一気に高まります。
入口から右へ向かうと、お香のよい香りが立ち込めるフロントに到着。着物姿のスタッフさんが出迎えてくれます。
チェックイン時はここで、夏場は冷たいおしぼりを、冬場は温かいおしぼりを出してくれるのも、うれしいサービス。お部屋に上がる前に、プチリフレッシュできるのがいいですね♪
全7タイプの客室はすべて小上がりスタイル
チェックインを済ませたら、竹製のカードキーを受け取ってお部屋へ向かいましょう。
「由縁 新宿」には全7タイプの客室がありますが、まずご紹介するのは、もっとも多いタイプの「セミダブルルーム」。シャワールーム・トイレ付きで、1泊1部屋11,000円~(2名利用時。1名利用時は9,000円~)と、お手頃な料金で宿泊することができます。
客室はすべて、玄関口で靴を脱いで上がる小上がりスタイル。現代的なビジネスホテルのようなコンパクトな造りでありながら、畳スタイルの床の上でくつろげるのは、「旅館の本質を編集する」をコンセプトとする、由縁ならではの魅力です。
お部屋の中でまず目を奪われるのが、雪見窓からインスピレーションを受けたという幅2mの横長の窓。座って眺めたときに奥行きが感じられるようにデザインされており、新宿の眺望をベッドに寝転びながら楽しむこともできます。
もう一つ特徴的なのが、室内部分に設けられた信楽焼の洗面台。トイレと別なので、友達が利用している間は使えない・・・なんてこともなく、便利です。
ベッドは別々がいいな・・・という方は、「コンフォートツインルーム」を利用してみて。こちらは、客室を囲むようにしつらえたテーブルがベッドサイドまで伸びているのが特長。ベッドに座りながらパソコン作業もできちゃう、現代人にピッタリな造りです。お部屋も20㎡と広く、より快適に過ごせますよ。
料金は、シャワールーム・トイレ付きで、1泊1部屋18,000円~(2名利用時。1名利用時は15,000円~)。13室と少なめなので、早めの予約が吉です。
3名利用可能な「ダブルルーム」は、ちょっと腰掛けたり、荷物置き場にも使えたりする板の間が窓に沿って伸びているのが特長。板の間からひと続きになった一段高いところにベッドが配されています。
ベッドは2名用なので、3名利用時は、追加のお布団をスタッフの方が敷きに来てくれます。これも旅館ならではのサービスですよね。
料金は、バス・トイレ付きで、1泊1部屋25,000円~(3名利用時。2名利用時は22,000円~)。25㎡とかなり広めで、バス・トイレ・洗面台がそれぞれ独立しているので、女子会には最適なお部屋ですよ♪
特別な日に利用したい!書院付きの豪華「YUENスイートルーム」
誕生日のお祝いなど、特別な日に利用したいのが「YUENスイートルーム」。51㎡の広々とした和室に書院スペース(左奥)まで設けた2室限定のお部屋です。ご覧のとおり、ソファーやベッドからは、新宿副都心の大パノラマが一望。この絶景を独占できるなんて贅沢すぎます!
ベッドはセミダブルサイズが2台並ぶほか、布団を敷くことで最大4名まで宿泊可能。プレミアムな大人女子会にはもってこいのお部屋です♡
洗面台も2つあるので、朝の慌ただしい時間も余裕をもって準備できそう。スイートルーム限定で、「ダイソン」の速乾ドライヤーが完備されているのも高ポイントです。
料金は、バス・トイレ付きで、1泊1部屋50,000円~(4名利用時。3名利用時は45,000円~、2名利用時は40,000円~)と、スイートルームとしてはかなりリーズナブル。これなら、バースデーお泊り会で主役の宿泊代を負担したとしても、それほど財布に響きませんね。
今回ご紹介しきれなかった客室タイプも含めて、全193室には共通して、和菓子と東京狭山茶、ペットボトルの水のサービスが。
浴衣に足袋タイプの靴下、雪駄も用意されているので、館内はもちろん、近所のコンビニまでちょっと買い出し・・・と、まるで地方の温泉旅館に泊まっているように、リラックスした時間を過ごせますよ。