あなたの周りには、いわゆる“癒し系女子”はいますか?
あなたの周りには、いわゆる“癒し系女子”はいますか?
まるでそこにいるだけでマイナスイオンが出ているかのように、周囲を和ませる存在が近くにいると、こと男子ウケに関しては悔しいくらい良いですよね。
どうすれば、そんな癒し系の要素を取り入れることができるのでしょう。
そこで今回は「男性が“癒やされる”と思う心理テクニック」をご紹介いたします。
間接的なボディタッチでドキッとさせる
男子は、女子からのボディタッチに弱いもの。心理学的に見ても、軽めのボディタッチは好感度を高めるアクションだとされます。
でも、ストレートに肩や腕を触るのは少し気が引けますよね。そこで、服のすそをクイクイと引っ張ってみましょう。
ボディタッチよりも直接的でないところに、恥じらいが感じられるのが癒しポイントです。
「ねーねー待ってよー」と言って彼の裾を引っ張ることで、「可愛いなぁ」と思わせることが可能なのです。
“お願いのポーズ”で父性本能をくすぐる
意外かもしれませんが、男子は女子からお願い事をされると好意を持つという心理実験結果があります。
そこでさらにもう一工夫して、ボディランゲージをプラスしてみましょう。有効なのは“お願いのポーズ”。
これは「お願い」と言う際に胸の前で手を合わせて、申し訳なさそうな表情をつくる仕草。
たいていの男子は、これにキュンとくるようです。自分が頼られているという実感が、彼の自尊心やプライドを満たし「癒される」と感じさせるのでしょうね。
質問されたら質問し返す
“自分の話”がしたいとき、自分がこれから言いたいテーマを質問として切り出す、という人は少なくありません。
つまり、それが“かまって欲しいのサイン”なのです。そこで、投げかけられた質問には、答えたあとに必ず質問をし返すようにしておきましょう。
これを心理学では“好意の返報性”と言い、相手に好意や関心を向けると相手からも好意や関心が返って来るという現象です。
そういう風に受け答えしていれば、彼も「こちらの意図を汲んでくれた」と、気持ちよく会話できるように。
「この子と一緒にいると何だか癒されるなぁ」と感じるでしょう。
“くり返し褒め”でジワジワ癒す
どんな男子でも自分のことを褒められると嬉しいもの。でも、「嘘くさく聞こえるかな?」と躊躇してしまう女子は少なくありません。
しかし、癒し系女子は少し大げさかなと感じるような言葉でも投げかけていませんか。
繰り返し褒め続けると、時間が経つにつれて徐々に本当のことのように感じることを、理学では“スリーパー効果”と呼びます。
こうした効果が得られるのは、人の記憶が「情報そのものの内容」より、「情報の信憑性」のほうを先に忘れるため、嘘くさい情報でもその「嘘くささ」を次第に忘れてしまうからだそう。
そのため、多少大げさであっても、褒め続けることでジワジワ癒されていくのです。
おわりに
“癒し系女子”を観察してみると、ある共通点が分かるかと思います。
それは動作がゆっくりしていて、ふんわりしたヘアスタイルにパステルカラーのファッション、そして、余計なことを言わない、聞かないというコミュニケーションをとる傾向があるということです。