初夏に咲く旬の花といえば、芍薬(シャクヤク)。優雅な香りに大輪咲きのボリュームたっぷりな花は、一本でも充分華やかに飾ることが出来ますよ。今回は、そんな主役級の花、シャクヤクを活ける時に気をつけるポイントなどをご紹介します。
宮崎 いくみ
シャクヤクの咲き終わりと散り際の楽しみ方
芍薬は満開の状態になってから数日たつと、花びらがヒラリヒラリと散ってくることが多いです。時には、バサッと3分の1くらい落ちてしまう場合もあります。花びらが落ちてしまうのは悲しいですが、咲いてから散っていく過程も、花を楽しむ醍醐味の一つ。
シャクヤクは、特に散り際が潔い花だなと思います。せっかくなので、散った花びらを集めて飾って楽しみましょう!
私が良くやっているのが、ガラスのお皿の上に飾るアレンジ方法。
散ってしまった花びらも、少しの間は爽やかで甘い香りがします。
花びらを散らして飾るのもまた、贅沢な気分になれて楽しいですよ。
まとめ
咲き始めから散り際までと、とてもドラマティックな姿を見せるシャクヤク!
初夏の短い期間にしか出回っていないので、ぜひお楽しみ頂ければと思います。