「正しい姿勢」で生活する
「骨盤を歪ませない」ために最も大切なことは、「正しい姿勢」だといわれています。背筋を伸ばし、軽くあごを引いて、お尻を引きしめるように意識しましょう。まっすぐ立ったとき、耳・肩・腰・くるぶしが直線になっていることが理想です。
荷物を持つときにいつも同じ肩にバッグをかけてしまう、立っているときにどちらかの足に重心をかけてしまうということも、骨盤の歪みにつながるといいます。左右をバランスよく使うことを心がけ、片方だけに負担をかけないようにしましょう。
「歩き方」を意識する
歩くことは全身の筋肉を使った運動のひとつともいえます。正しい姿勢できちんと歩くことは、骨盤を正しい位置へ導き、歪みにくくすることにつながるといわれています。
歩くときもしっかり背筋を伸ばして、腰の付け根からしっかり足を前に出します。そのとき、おへそが正面を向くよう意識するのがおすすめです。おへそが下を向くと、自然と背中がまるまって猫背になりやすくなります。腕は後ろに引くようにし、適度に動かしましょう。
「座り方」に気をつける
座るときも、背筋に意識を向け、猫背にならないよう注意しましょう。
また、無意識に足を組んでしまう方もいますよね。しかし、これも気をつけなければいけないことのひとつ。いつも同じ足を上にして組んでいると、骨盤がひねられて歪みやすくなってしまうのです。
なるべく足を組まずに座ることが理想ですが、どうしてもクセで組んでしまう人は、左右同じ頻度になるよう、負担が偏らないように注意しましょう。
まとめ
骨盤ストレッチを取り入れてみよう
骨盤の歪みは、ダイエットはもちろん健康のためにもケアしておきたいですね。下垂してしまった内臓が本来の位置に戻ることで、内蔵機能の回復も期待できるそうですよ。
つらい運動や長時間のトレーニングをせずとも、日常生活を見直して簡単なストレッチを取り入れるだけで改善が見込めるのは、嬉しいポイントではないでしょうか。なかなかダイエットの成果が見られない、運動する時間がとれないという方も、まずは骨盤ストレッチを取り入れてみることがおすすめです。
骨盤を歪ませないよう日頃から意識すれば、自然と背筋が伸びて立ち居振る舞いも美しくなるはずです。ご紹介した骨盤ストレッチは、テレビを見ながら、夜寝る前になど、無理なく取り組める方法ばかり。日常的に取り組んで、美しいボディラインを手に入れましょう!