最近タピオカを使った商品を提供するお店が増えていますね。なかでもタピオカミルクティーが大人気!もちもちとした独特の食感がたまらないタピオカですが、実は高カロリーな食材であるということを知っていますか?そこで、今回はタピオカのカロリーと食べ方について解説します。
最近タピオカを使った商品を提供するお店が増えていますね。なかでもタピオカミルクティーが大人気!もちもちとした独特の食感がたまらないタピオカですが、実は高カロリーな食材であるということを知っていますか?そこで、今回はタピオカのカロリーと食べ方について解説します。
そもそもタピオカって何?
タピオカは炭水化物のかたまり
タピオカは、南米やブラジルなどの熱帯で栽培されているキャッサバというイモの根茎を原材料に作られます。キャッサバの根茎にはデンプンが多く含まれており、タピオカはデンプンを粒状に加工したものです。デンプンとは炭水化物のことですので、つまりタピオカの主成分は炭水化物です。
色による違いは?
タピオカには白い小さな粒のパールタピオカと、黒い大きな粒のブラックタピオカがありますが、ブラックタピオカは製造する時にカラメル色素を加えて黒く色をつけたものですので、原料や栄養面では白いパールタピオカと変わりません。
気になるタピオカのカロリーは?
実は高カロリーでヘルシーな食材ではない
日本食品標準成分表によると茹でる前の状態のタピオカは100g当たり355kcal、炭水化物は87.8gです。ドリンクに入れる時に使う量は茹でる前の状態で20g前後ですので、1食当たりのカロリーは約70kcal、炭水化物は約17gです。茶碗1杯のご飯が約250kcalですので、タピオカ1食当たりでは茶碗1/4杯分と同じくらいのカロリーです。
タピオカ自体には味がほとんどないため、一見ヘルシーな食材だと思われがちですが、実はカロリーが高い食材なんです。
炭水化物以外には何が含まれているの?
炭水化物以外の栄養素のたんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルはタピオカにはほとんど含まれていません。また、もちもちとした食感から食物繊維が多く含まれているのではないかと思われがちですが、100g当たり0.5g、1食当たりでは食物繊維0.1gとほとんど含まれていないんです。
大人気のタピオカミルクティーは高カロリーって本当!?
タピオカ以外の材料でさらに高カロリーに
見た目がおしゃれなタピオカミルクティー。最近では本場の台湾と同じものが飲めるなど、街ではタピオカミルクティーのお店がたくさんあります。タピオカが高カロリーであるということはすでにお伝えしましたが、タピオカミルクティーになるとさらに高カロリーになってしまいます。
その理由として、タピオカミルクティーの材料は水・紅茶・牛乳・砂糖・タピオカと、砂糖や牛乳といったカロリーのあるものを使っているからです。
美味しいからって、飲みすぎてしまうのは注意!
材料によってばらつきはありますが、タピオカミルクティー1杯当たりのカロリーは200kcal前後と高い傾向があります。これはショートケーキ約半分ぐらいのカロリーと同じ位です。また、中にはタピオカを砂糖水に漬けているものや、ミルクティーに生クリームを使用しているものなどもあり、それらはもっとカロリーが高いため頻繁に飲んでしまうと太ってしまう可能性があります。
タピオカを食べる時に気をつけることは?
ポイントを抑えてタピオカを食べる
カロリーが高いとはいえ、タピオカを我慢するのは辛いですよね。そこで、タピオカを食べる際に気をつけるポイントをお伝えします。
食べるタイミングに気をつける
タピオカのデンプンは腹持ちが良いという特徴がありますので、間食として食べることをおすすめします。ドリンクで飲む場合は他のスイーツなどと一緒に食べず、ドリンク自体が間食であるという認識を持ちましょう。
また、間食としてタピオカを食べる際は、茹でた後の状態で大さじ2杯以内にして、タピオカをよく噛みながら食べると満腹感が得られます。