調味料を極めることが、料理上手への近道。この企画では、身近な調味料を使って作る、一歩踏み込んだ自家製調味料をご紹介していきます。第14弾となる今回作るのは「キムチだれ」。暑いときこそ食べたくなるキムチの即席だれです♪
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自家製でしか出せない味
いよいよ暑い季節がやってきます。夏に汗をかきながら食べる辛い料理ほど、おいしいものはありません。もちろん、片手にはキンキンに冷えたビールでしょうか。
いまやキムチはコンビニでも手に入る時代ですが、自家製キムチだれがあれば、夏の食材でオリジナルキムチが楽しめますよ。みずみずしい旬の野菜で作ったキムチは、サラダ感覚でまた絶品!
身近な調味料で作るキムチだれの、混ぜるだけでお手軽な作り方をご紹介します♪
レシピ
材料
【賞味期限:冷蔵5日】
・にら……1/4束(約40g)
・大根……4cm(約100g)
・にんじん……1/2本(約80g)
・さきいか……20g
☆にんにく(チューブ)……小さじ2杯
☆コチュジャン……大さじ4杯
☆一味唐辛子……小さじ2杯
☆ナンプラー……小さじ1/2杯
☆昆布茶……小さじ2杯
☆はちみつ……小さじ2杯
作り方
にんじん、大根は千切り、にらは3cmの長さにカットします。さきいかは手でなるべく細く裂いてください。
切った野菜と☆の調味料を加え、全体に味をなじませます。
切った野菜を調味料と混ぜるだけで、あっという間に完成です。あたりいっぱいに食欲を刺激するキムチの香りが充満して、香りだけでもご飯が欲しくなりますよ。
煮沸消毒をした瓶に入れ、冷蔵庫で保存してください。
味の決め手は…
旨みたっぷりのキムチに仕上げるためのお手軽食材がナンプラーとさきいか。本来キムチにはアミエビの塩辛を入れて味に深みを出しますが、なかなか手に入らないので今回は身近なこの2品で代用しました。
ナンプラーは入れすぎると香りがきつくなるので、ほんの少量を加減しながら入れてくださいね。さきいかは乾燥したまま入れることで、水分を吸ってくれる働きもあります。
アレンジ① オイキムチ
きゅうりはヘタを切り落として麺棒でたたいてつぶし、手で食べやすい大きさにほぐします。塩ひとつまみをまぶして10分ほど置き、しんなりとしたところにキムチだれを挟みます。
韓国料理でも定番のオイキムチ。きゅうりに切り込みを入れて野菜を挟むのが本流ですが、今回はさっとできるようにひと口サイズのきゅうりに和えました。
夏に向けておいしく、そしてリーズナブルになるきゅうり。オイキムチにしてごはんのおともやおつまみにアレンジして夏を味わいましょう!
アレンジ② チーズキムチ
キムチとチーズといえば、お好み焼きやもんじゃ焼きでも人気が高い黄金コンビ。お好みのチーズにキムチだれを和えるだけ、時間にするとものの1分でできちゃう絶品おつまみです。
チーズはモッツアレラやクリームチーズなどお好みでどうぞ。これはもう、キンキンに冷やしたビールに合わないわけがありません。しかもキムチだれがあればすぐできるので、とりあえずのひと品に重宝するお助けレシピです!