腰のセルフケア:腕を使って胸を開き後屈時の腰を守る
後屈系のポーズがきっかけで起こる腰痛は、胸が開かず腰だけで反っていることが原因。腕(上半身)を使って胸を開きやすくし、腰の負担を回避させましょう。
HOW TO
1.うつ伏せになり、両腕を伸ばして手で床を押す。両脚は揃えて伸ばし、足の親指同士をつけておく。

photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
2.両手を胸に近づけるように床を引き寄せ、胸を伸展。疲れるまで繰り返し、最後は10秒キープ。3セット行う。
POINT:肩甲骨を下げ、 肋骨下部は床につける。腕に力を入れることで胸が反りやすくなる。脚は閉じておく。脚が開いていると下半身に力が入ってしま い、腰が反りやすくなる。

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膝のセルフケア:脚の重さを利用し股関節をほぐす
ポーズで膝を痛めるのは、股関節の柔軟性不足が原因。股関節が開くようになれば、膝にねじれが起こることもなくなります。脚の重さを利用して無理なく股関節を開いていきましょう。
HOW TO
1.仰向けになり膝を立てて足裏を合わせる。 腰の後ろに手を入れて、ニュートラルな骨盤の位置を保つ。
POINT:股関節を開きやすくするために、骨盤はニュートラルな位置に保つ。

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2.脚の重さを利用して股関節を開いていき、膝をできるだけ床に近づける。お腹に力を入れすぎないこと。
POINT:お腹はリラックス。腹筋に力を入れすぎると骨盤が丸まって股関節が開きにくい。
