次に「取捨選択」です。
片付けが苦手で取捨選択の仕方がわからない方は、次のことを実践するだけでかなりスッキリします。
・「いつか使うかも」といって最近全く使った覚えがないものは捨てる
・賞味期限切れのものは無条件で捨てる
もったいないと思うかもしれませんが、これを実践することによって冷蔵庫はスッキリするうえに、だんだんとムダな買い物が減っていきますよ♪
先ほど紹介した次亜塩素酸ナトリウムの洗剤を使って天板を吹き上げ、ドアポケットもきれいにします。
徹底的にやりたい方は、ぜひドアポケットを外して丸洗いしてください。
食器を洗うように中性洗剤で洗えば、とてもきれいになります。
一見きれいなように見えても、よく見ると食べ物のカスや液体のシミが……。
これらは細菌の温床になりやすいので、しっかり取り除くように。
きれいになったら後は食品を戻していくのですが、ついでに戻し方も見直しましょう。
意外と知らない、食品の適切な収納場所
冷蔵庫の中身の収納場所って、意外と悩みますよね。
実は、庫内は場所によって温度が違うことをご存知ですか?
食品別のおすすめの収納場所がこちらです。
見えにくい高い位置には、飲み物などの賞味期限が長いものを入れましょう。
飲み物はポケットにしまいがちですが、ドアポケットは温度変化が激しいことに加え、振動が頻繁に加わるので飲み物、特に炭酸飲料には不向きのようです。
そこでドアポケットには、調味料や温度変化に強いものをしまいましょう。
使いかけの食材や賞味期限が迫っているものは、なるべく見えやすい位置に置くことがポイントです。
チルド室は冷蔵室の中で温度が一番低いため、納豆やキムチ、チーズなど、風味を損ないやすい発酵食品を入れるのがおすすめです。
ちなみに、味噌は冷凍庫がおすすめですよ!塩分濃度が高い味噌は凍ることもなく、風味が持続します。
フリースペースと書いた段が、チルド室の次に温度が低く保たれやすい場所なんです。そのため、すぐに冷やしたいビールなんかは、ここに入れるのが最適です。
フリースペースを設けて置くと、来客時のお土産など、いざというときにすぐ対応できるので、冷蔵庫が「ごちゃごちゃ」になるのを防ぐことができます。
卵や魚、肉など生鮮食品のパックは、収納する前に食品に付いても問題ないアルコールなどで一拭きしてから収納すれば、冷蔵庫内への菌の侵入を抑えることができます。
まとめ
冷蔵庫の掃除と収納、いかがでしたか?
面倒臭いことも多いかもしれませんが“急がば回れ”。家族の健康な生活の維持のために、ちょっとずつ始めてみませんか?!