脚が開かない、前屈できない、そんな苦手の大きな原因は、「お尻の硬さ」にありました。そこで、硬いお尻を効果的にゆるめて柔らかくする方法を、ヤスシ先生が伝授。今回はオフィスで出来る「お尻ほぐしチェアヨガ」をご紹介します。
ヨガジャーナル日本版編集部
お尻ほぐしチェアヨガ
脚が座面より下に下がることで骨盤が立ちやすく、姿勢が安定しやすいのがチェアヨガのメリット。ビギナーや体が硬い人にも試しやすいので、オフィスや日常生活のすきま時間に取り入れてお尻を柔らかく保って。
筋膜アプローチ
伸び・ねじり・側屈で効率よく筋膜をゆるめましょう。
HOW TO
1.椅子に座り、脚を腰幅に開く。腕を上げ、頭上で両手を組み、上に伸びる。お尻~上半身の前後を伸ばして4~6呼吸。
photos by Kenji Yamada
2.右脚に左脚をのせる。左手で椅子の座面を持ち、右手を左膝の外にあて腰を左にねじる。右側のお尻から左肩へ、背面を斜めに伸ばして4~6呼吸。反対側も。
photos by Kenji Yamada
3.脚を広めに開く。腕を上げ、頭上で手を組み、伸びながら上体を右に倒し、左側の横尻~体側を伸ばして4~6呼吸。反対側も。
photos by Kenji Yamada
左右に開くお尻を作る
坐骨を座面に立て、内腿を柔軟にしましょう。
HOW TO
脚を左右に大きく開いて座る。膝と足先の向きを揃え、骨盤を立てて背骨を伸ばす。両手は腰にあて、4~6呼吸。
photos by Kenji Yamada
できる人は…そのまま上体を前に傾け、両手をデスクにのせる。指を立て背骨を真っすぐ伸ばしてキープ。
photos by Kenji Yamada
前に倒れるお尻を作る
かかとで押してお尻~腿裏をストレッチしましょう。
HOW TO
椅子に座り、左脚を伸ばして両手を右膝の上におく。骨盤を立て、背骨を伸ばし、左かかとで床を押して4~6呼吸。反対側も。
photos by Kenji Yamada
できる人は…床から左足を上げ、両手で腿裏を持つ。背骨を伸ばしたままできるところまで脚を上げてキープ。反対側も。
photos by Kenji Yamada
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