バランスがとれない、踏ん張れないといったポーズのお悩みに、見落とされがちなのが足首の使い方です。ここが安定することで、すんなり改善できる可能性も。足首まわりの筋肉を鍛えて、強い足首をつくりましょう。今回は、「体重が小指に乗りがち」という悩みを解決する「腓骨筋」の鍛え方をご紹介。教えてくれるのは、理学療法士でヨガティーチャーの中村尚人先生です。
ヨガジャーナル日本版編集部
photos by Shoko Matsuhashi
★腓骨筋を使って内踝を寄せるようにすると、親指にも体重がのって足元が安定する。
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□ 目を閉じて確認
目を閉じても足がグラグラしていなければOK。
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□ 目で見て確認
上から見て親指が床から浮いてなければOK。
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ハイランジ
親指体重を意識して強い後ろ足をつくりましょう。親指にも体重がのると、床をしっかり押せるようになり、下半身が強く安定します。
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後ろ足が小指側に傾きやすいので、親指側にも体重をのせることを意識し床を強く押す。
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□ 目を閉じて確認
後ろの足でしっかり床を押せていると、目を閉じてもバランスが崩れず、ポーズが安定する。
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□ ねじって確認
体をねじったときに骨盤がつられて動かなければ、後ろ足の踏み込みは正しくできている。
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アップドッグ
足の甲で床を押すことで上半身の伸びが生まれるポーズです。足がハの字になると強く押せないので、親指側も伸ばす意識を。
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足がハの字にならないように両足を平行に。内くるぶしを寄せると腓骨筋がONになる。
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