好きで付き合ったはずなのに、恋人の反応が冷たく薄情者に感じる……そんな経験をしたことはありませんか? この記事では、薄情な人の特徴や薄情な彼との上手な付き合い方について、恋愛コラムニストのひろたかおりさんに解説してもらいました。
ひろたかおり(恋愛コラムニスト)
好きになってお付き合いをはじめたけれど、彼氏がドライな性格だとあまり愛情を感じることができなくて寂しいときもありますよね。
薄情な人は他人に対して関心を持たず、交際も自分の感情を中心に進めてしまう特徴があります。
ドライな彼氏とお付き合いするときは、自分がつらくならない距離感を保つことが大事。
薄情者とはどんな人なのか、また幸せな交際をするにはどうすればいいのか、恋愛コラムライターのひろたかおりがお伝えします。
薄情者の特徴とは?
薄情者、と聞くと「冷たくて人の気持ちがわからない人」というイメージを持つ人も多いかもしれませんね。
情が薄い人とは、実際にどんな特徴があるのでしょうか。
(1)他人に興味がない
他人から見て「この人、薄情者だな」と感じるのは、自分以外の人に関心を示さない姿がまずあります。
たとえば、道を歩いていて目の前で子どもが転んだのを見ても、助けることはしないし気にもとめません。
困っている人を見ても何とも思わないし、誰かのために動く気にならないのです。
他人に興味がないのは、「関わるのが面倒くさい」と感じるから。
厄介なことに巻き込まれたくない、責任を負いたくないのが本音です。
(2)冷たい態度をとる
暑い日、彼女が飲み物を買ってきてくれても、そっけなくお礼を言うだけ。
街を歩いていて誰かとぶつかっても、謝るどころか顔をしかめてさっさと通り過ぎる。
薄情な人は、他人に対して心から感謝することがなく、何かしてもらっても特に大きな反応は見せないし、またお返しをすることもありません。
自分の邪魔をする人には嫌悪感を隠さず、相手が誰であっても冷たい態度を平気でとります。
感情の基準が常に自分中心なので、他人の思いやりややさしさなどを見てもそれに応える気持ちがないのです。
(3)約束をしない・守らない
薄情な人は、約束をしても自分が気に入らないと思えば破ることをためらいません。
友人に、「○○の本を貸してほしい」とお願いされても自分にメリットがなければ断るし、仮に本を渡す約束をしていたとしても、気が変われば簡単に「やっぱりやめた」となかったことにします。
誰かと何かを決めるのは、「自分に得があるか」「損をすることはないか」が基準。
彼女と行くと決めていたお店での食事も、その日になって「気分じゃないから」と一方的に変更を言い出し、彼女に責められれば気分を害してそのまま帰る、なんてこともあります。
人と決めたことを破るのは、守ることに意味を持てない、相手との仲を大切にできない心の表れでもあります。
(4)人から信頼されない
薄情な人は、まわりから敬遠されやすく友人が少ないのも特徴です。
他人に関心がなく何でも自分の気持ちを中心に行動する姿は、「信用できない」「一緒にいても楽しくない」と思われ、心から親しみを持つことができないのです。
人から信頼されないことは、孤立につながります。
常に一匹狼でまわりとコミュニケーションをとらないので、「何を考えているのかわからない」などと思われ、どんどん人が離れていく結果に。
ですが、本人はそれを何とも思っていないことが多く、友人がいない自分を悲観することもありません。