わがままな言動で大切な人が離れてしまう理由
ちょっとしたかわいいわがままだったら、むしろ2人の愛が深まることもありますが、わがままの内容によっては、そうならずに関係が壊れてしまうこともあります。
わがまますぎて大切な人が離れてしまう理由について見ていきましょう。
(1)相手を大切にしない言動をする
彼が疲れているのに、無理やり自分の買い物に付き合わせたり、相手はお金に余裕がないのに、豪華な食事をおごらせたりしてしまうと、だんだん彼は「彼女は僕のことを大切にしてくれないんだな」と思って、嫌になってきます。
人は誰もが自分のことを大切にしてくれる人と付き合いたいものなので、相手を気遣わない行為をすればするほど嫌われて離れていってしまうのです。
(2)相手のわがままは聞かない
いつも自分の要望は通すのに、たまに言ってくる彼のわがままには耳を傾けないなんてことをしていると、相手はだんだん「一緒にいて居心地が悪い」と感じるようになり、付き合いをやめたいと思われるでしょう。
「相手を受け止めてあげる」ことは、大切なことですよ。
(3)度を超えた要求をする
かわいいわがままが言える女性というのは、基本、“相手が無理しなくてもできる範囲の要望”、さらにいうと、“相手がやってあげたくなるような要望”を言うものです。
かわいいわがままというのは、たとえば公園を歩いていたら「手をつなぎたい」と言うとか、彼もスイーツ好きなことがわかっている上で「おいしいパフェの店に連れて行って!」とリクエストするとか。
逆に、彼が疲れていて睡眠時間もろくにとれていないのに、夜中に「寂しいから会いに来て!」と要求したり、デートの約束を「そんな気分ではなくなった」といってドタキャンしたりすると、相手に不愉快な思いをさせて避けられてしまうでしょう。
「許せるわがまま」と「許せないわがまま」のちがい
「許せるわがまま」と「許せないわがまま」のちがいは何かというと、“相手が無理しなくてもできる範囲の要望”であるかどうか、ということです。
基本、男性は、好きな女性の願望を叶えてあげたいし、そうすることで「自分にはそれだけの力があるのだ」という自信を持ちたいもの。
でも、無理難題を押しつけられ、自分がそれをすることができなくて恋人が不機嫌になってしまったら、自分の力のなさにもイラ立ちを覚えるのです。
わがままを言うときほど、彼の状況や能力をよく見てお願いしたほうがいいでしょう。
わがままで自分勝手な性格を改善するには?
わがままばかり言って恋人に嫌われてしまうと、そこから反省したところで、関係の修復が不可能なことも少なくありません。
自分が「自分勝手なことを言いすぎているな」と思うのであれば、今すぐにでもそのわがままな性格を直したほうがいいのです。
では、わがままな性格を直すためには、どうしたらいいのでしょうか?
(1)自分がされて嫌なことはしない
彼に何か要望を伝えるときは、「自分が彼の立場だったときに、同じことを要望されても嫌な気持ちがしないか」ということをよく考えることが大切です。
もし、そんなことをされたら「怒る」「面倒くさいと思う」「気分が悪くなる」と感じる場合は、彼にもしてはいけません。
「彼は私に惚れこんでいて、言いなりだから!」なんていい気になっていると、急に「君とは一緒にいられない」なんて言われてフラれてしまう可能性は高いです。
基本、わがままを言う人は、「自分の感情や欲求には敏感だけど、相手の感情や欲求には鈍感なタイプ」が多く、逆に、相手のわがままを聞きすぎてしまう人は、「相手の感情や欲求には敏感だけど、自分の感情や欲求に鈍感なタイプ」が多いのです。
後者の人は、普段は自分の感情に鈍感である分、ある日突然、積み重なったストレスや怒りが爆発して、「もう別れたい!」と言い出すタイプが多いもの。
そこまでいってしまうと、相手の気持ちが変わることはほぼありません。
だから、わがままを聞きすぎる彼と付き合っている人は、日ごろから相手の感情や欲求に敏感でいることが大切なのです。