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「努力家」と「怠け者」のちがい

「言うだけで行動できない」「やっても三日坊主に終わってしまう」……努力できず長続きしない自分が嫌になることはありませんか? この記事では、努力家な人の性格や行動の特徴、努力家と怠け者のちがい、努力家になるための方法を、心理コーディネーターの織田隼人さんに解説してもらいました。

織田隼人(心理コーディネーター)

成功するには運だけではなく、努力も必要になります。

努力をしないと成功しないのですが、努力をすれば必ず成功するわけではありません。

だからこそ「この努力って無駄なんじゃないか」と考えて、多くの人は途中で努力するのをやめてしまったりするものです。

とはいえ、努力をし続けられる人も中にはいます。

何事にも一生懸命に向き合って努力する人には、どうしてそんなパワーがあるのか気になりますよね。

今回は、努力をし続ける人にはどういう特徴があるのか、努力家な自分になるためにはどうしたらいいのかについてチェックしていきましょう。

努力家な人の性格や行動の特徴とは?

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努力家の人は続けることが得意です。

どんな人でも思いついたときに行動することはできても、その後も続けるというのはけっこう大変です。

では、努力家の人はどうして続けられるのか、その性格や行動の特徴を見ていきましょう。

(1)自分で自分をほめることができる

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努力家の人は「ちょっとがんばったこと」に対して自分で自分をほめることができます。

「今日も10分がんばった、私ってえらい!」とか「ちょっとだけだけどチャレンジできた! 私ってすごい」というように自分の努力をしっかりと自分自身で評価します。

そのおかげで「自分にほめてもらえるから、次もまたがんばろう」といういい循環が生まれます。

ほかの人にほめてもらうのでもいいのですが、自分で自分をほめるほうが手軽にいつでも行いやすく、毎回ほめ続けることで努力を続けやすくなります。

(2)がんばる対象に対して楽しみを見つけられる

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何事もおもしろがれる要素というものは存在します。

たとえば、勉強であっても「覚えられた!」「解くことができた!」「今回まちがえたけど、次にまちがえないように準備できた!」というように、自分自身の成長なども含めて楽しい気持ちになれる部分が出てきます。

こういった小さな楽しみを見つけることができる人は、努力家になりやすいです。

努力することによってポジティブにおもしろがることができるので、また努力してもいいかな、と思えるのです。

(3)長期的な目標を持っている

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努力家は「キレイなボディラインを手に入れる」とか「○○の資格をゲットする」といった長期的な目標を持っている人が多いです。

その長期的な目標があるからこそ、毎日のように努力を続けられます。

ちょっと努力することで「目標に今日も一歩近づけた。うれしい!」と目標に対して近づくことをモチベーションにしているので努力が続くのです。

(4)努力しやすい環境作りが得意

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体を鍛えたり運動でダイエットしたりするなら「ジムの近くに引っ越す」「スポーツ系のサークルに入る」とか、勉強するなら「学校に通う」「勉強仲間を作る」などというように、「自然に努力ができるような環境」を整えられる人が努力家になりやすいです。

たとえば、資格の勉強をするにしても自宅に遊び道具やゲームなどがしっかりそろっていると勉強しづらくなります。

カフェに行くなど、自宅にある誘惑を断つ環境に身を置くと、勉強しやすくなったりするもの。

自分が努力しやすい環境はどんなところかを考え、その環境を積極的に取り入れると努力しやすくなります。

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