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「イライラする人」と「イライラしない人」の差

私たちはなぜイライラするのか?

転職理由の上位に人間関係のストレスがランクインしているように、仕事中のイライラは、人間関係から来ていることがほとんどです。

ところが、同じことが起きても、イライラする人とそうではない人がいます。

イライラする人としない人の差

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たとえば、職場にのんびりしている後輩がいたとして、ある人は「仕事しなさいよ!」とイライラするけれども、さほど気にならないという人もいたりします。

仕事量が多いなど、そもそも心の余裕がないような状況では、ちょっとしたことでもイライラすることが増えてしまいますが、それ以外にも、自分の考え方や感じ方、受け取り方によってイライラするかどうかが大きく変わってくるのです。

例えば、かつて仕事ができずに苦しい思いをして、必死に努力して今の地位を築きあげた人は、仕事のできない後輩を見ると、昔の自分を見ているようでイライラするというケースもあります。もし昔の自分を受け入れていたらイライラすることはないでしょうが、過去の傷が癒されていないと、他人を通して浮かび上がってくることがあるのです。

原因は「自分の価値観とのズレ」

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他人に期待をしすぎていたり、自分の価値観にこだわりすぎていたりすることもイライラの引き金になりかねません。他人がその価値観から外れた行動をしたときに、許せないと感じることが増えるからです。

「上司は仕事ができて、かつ自分たちの面倒を見てくれるものだ」と思っている人は、仕事の遅い上司や自分の頑張りを承認してくれない上司に対してイライラするでしょう。

また自分の気持ちを抑えて生きてきた人は、愚痴や文句を堂々と言っている人を見ると嫌な気分になりますし、自分に厳しいタイプの人は、思うように仕事ができないと、自分自身にガッカリしてイライラしてしまうことが増えます。

このように、イライラするきっかけはさまざまですが、自分の物ごとの考え方や感じ方が大きな影響を与えています。

仕事のイライラ解消法

では、仕事でイライラを覚えたとき、私たちはどうすればいいのでしょうか。

できるだけ、感情的にならず仕事をしたいもの。イライラをうまく逃がせるかどうかで、仕事のパフォーマンスも変わってきます。

最後に、イライラとの上手な付き合い方をいくつか紹介します。

(1)気分転換にトイレへ行く

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心に余裕がなくなるとイライラすることが増えるため、一時的に仕事から離れてリラックスする時間を持てると効果的です。

気分転換のためトイレに行って、軽くストレッチをしたり深呼吸をしたりして身体を動かしましょう。少し動くだけでも気分は変わります。

(2)デスクまわりを片づける

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自分のデスクまわりをすっきり整理整頓し、お気に入りの備品などを置くことで、リラックス効果を高めることができます。

職場の規則は守った上で、可能ならパソコンの壁紙を工夫したり、観葉植物を置いたり、お気に入りの文房具やマイコップを用意するのもいい方法です。

(3)完璧主義を見直す

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仕事がうまくできないなどの理由で自分にイライラした場合は、自分に厳しいところがある可能性大。「うまくできなくても仕方ないか」「そういうこともあるよね」といい意味でゆるく考えるようにしてみましょう。

できなかったことに注目するよりも、「できたことは何かないかな?」と発想を転換させてみるのも◎。

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