【岐阜】城や古き町並み、山、川の風景も見逃せない
岐阜県は海岸線を持たない日本国内では数少ない県の一つ。戦国武将がせめぎ合いを繰り広げた名残の史跡が数多く残り、清らかな川の流れや美しい山の風景を楽しむことができます。
■岐阜城(★★)
《岐阜》岐阜城(2000年9月撮影)
金華山の山頂近くに造られた城で、斎藤道三、織田信長が居城としました。1956年に復元された天守閣からは岐阜市内と眼下を流れる長良川を見下ろすことができますよ。
■大垣城(★)
水都と称される大垣にある城です。関ヶ原の戦いにおいては石田三成が入城し西軍の拠点ともなりました。天守閣は戦災で焼失後1959年に復元され、内部は資料館となっています。
■淡墨桜(うすずみざくら、★★)
《岐阜》根尾の淡墨桜(2005年4月撮影)
本巣市根尾谷にある樹齢1500年を越えるエドヒガンの桜の古木で、日本三大桜の一つに数えられています。枝いっぱいに花を開くさまは壮観の一言です。
■馬籠宿(まごめじゅく、★★)
『夜明け前』の作者、島崎藤村の故郷でもある中山道の宿場町。江戸時代の宿場町の雰囲気が今も大事に残されています。
■郡上八幡(★★)
徹夜で踊る郡上まつりでも知られる長良川上流にある城下町。古き町並みと清らかな水の流れが印象強く残ります。
■荘川桜(★★)
日本海へ流れ込む庄川に造られた御母衣(みぼろ)ダム建設で水没する運命だった2本の桜がたくさんの人の思いでダムサイトに移植されました。毎年4月後半になると御母衣湖の畔で美しく花を咲かせてくれます。
■モネの池(★)
関市にある根道神社の境内にある小さな池が、印象派画家 クロード・モネの『睡蓮』と似た風景が見られることで人気の観光スポットになりました。池に名前がなかったことから、通称 モネの池としてPRされています。
■白川郷(★★★)
《岐阜》荻町城址から望む白川郷(2018年5月撮影)
合掌造りの建物が集まり、日本の農村の原風景とも言える景観が印象に残ります。世界文化遺産にも登録されました。冬になると集落一帯が雪で真っ白に染め上げられる美しい風景が見られます。
■高山
飛騨の国の中心として賑わいを見せる街。江戸時代の陣屋が唯一残る高山陣屋(★★)、日下部民芸館に代表される上三之町の古い町並み(★★★)、桜山八幡宮(★★)にある高山祭屋台会館(★★)、宮川の朝市(★)など多数の見所があります。
■飛騨古川(★)
高山と同様に江戸時代は幕府の天領となった街で、古い町並みを楽しむことができます。
■平湯大滝(★)
平湯温泉の近くにあり、落差64メートルの滝は見応えがあります。
■新穂高ロープウェイ(★★)
《岐阜》新穂高ロープウェイ(2008年5月撮影)
奥飛騨温泉郷に続する新穂高温泉から、世界でも3箇所にしかない2階建てロープウェイで標高2156メートルの西穂高口まで上れます。北アルプスの山々が間近に見えるのは感動の一言ですね。
《岐阜県の名所に関する記事》