macaroniと共に活動する、食に特化したコミュニティー「マカロニメイト」が、オリジナルレシピやライフスタイルを紹介する記事を毎日お届け。今日は、料理ブログ「ちょりまめ日和」も大人気のちょりママさんが、アレンジ自在なきのこの魅力をレシピと一緒にご紹介〜!
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アレンジ力抜群!組み合わせしやすいきのこ
焼きもの、炒め物、煮物、揚げ物など、幅広い調理を楽しめる「きのこ」。種類が豊富で料理に合わせていろいろ選べますし、組み合わせる相手を選ばない優秀な食材です。
今回は、そんな「きのこ」の魅力に迫ります!
さらに、お弁当にもおすすめしたい「しいたけ」を使った簡単レシピも合わせてご紹介〜!
料理に使いやすい「きのこ」の種類
うま味が豊富で超低エネルギーの食材として一目置かれているきのこ。
「しいたけ(椎茸)」が本格的に食用とされたのは室町時代。栽培が始まったのは江戸時代と言われています。
「まいたけ(舞茸)」は、“見つけると舞うほどうれしい”という名が由来と言われ、70年代から栽培がはじまりました。
「えのきたけ(榎茸)」は、白くて細い軟白栽培をしたものがほとんどで、茶褐色したものが野生種です。
「しめじ(湿地)」は、流通しているものは本来のしめじとは別種で、ぶなしめじやひらたけ。天然しめじ(本しめじ)は幻の山の幸と言われて珍重されています。
きのこ(しいたけ)の旬と栄養
しいたけの旬は一年中に2回あります。春のしいたけは「春子」と呼ばれ、身が締まっていてうま味があります。秋のしいたけは香りがよく、「秋子」と呼ばれています。
きのこに多く含まれるうま味成分のグアニル酸は、加熱すると増えるといわれ、だしとしてもお馴染みです。しいたけはビタミンB群が豊富で、紫外線にあたるとビタミンDに変化するエルゴステロール、免疫細胞の活性化されるといわれるレンチナン、食物繊維などが含まれています。
しいたけの上手な摂り方
水で洗うと風味が落ちてしまうので、汚れは軽く払うか湿らせたキッチンペーパーで拭き取りましょう。
また、生しいたけに含まれるエルゴステロールは日にあたるとビタミンDに変化します。使う前に数時間だけでも干し、香り成分もアップさせていただくのがおすすめです。
きのこ(しいたけ)の使い方 ワンポイント
しいたけの軸を捨てていませんか?
コリコリとした食感もあり、うま味もあります。炒め物や味噌汁などに活用してくださいね。
きのこ(まいたけ)の下ごしらえ ワンポイント
「石づきを落として小房に分ける」下処理。
使う料理や好みによって分ける量は異なりますが、きのこは金気を嫌うので、包丁はなるべく使わず手で割き、香りやうま味を逃さないよう時間をおかずにいただきましょう。
きのこのおすすめ保存方法
切ったら密閉袋に入れて冷凍庫へ。
いつでも手軽に使えてどんな料理にも活用できます。ただし、水分が多いので揚げ物にはむきません。
揚げ物をする場合は、生のものを使いましょう。
お好きなきのこを組み合わせて「ミックスきのこ」!
きのこのさまざまなうま味が加わり、きのことしてのおいしさも倍増です。こちらも冷凍ストックしておけば、“忙しい日の包丁いらず”のおかずに大活躍です。