筋力を鍛えたいなら、やみくもに行うのでなく集中的に効率よく行うのがおすすめ。筋力不足が解消されると、もっとヨガのポーズが取りやすくなります。まずは今のあなたの筋力レベルを確認してみましょう。これらのポーズがキープできるかどうかで、強い部分・弱い部分がはっきりしますよ!理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人先生に教えてもらいました。
ヨガジャーナル日本版編集部
1.多裂筋の筋力レベルを「プラサリタパードッターナーサナ」でチェック
・十分…完成系がキープできる。
・普通…軽減ポーズで、背中が丸まらず、背すじがピンと伸びている。
・弱い…軽減ポーズで、背中が丸まり、背すじが伸びていない。
※軽減ポーズは、足裏を床に着けて膝を曲げている状態。
完成形(プラサリタパードッターナーサナ)
photo by IKKEN
軽減ポーズ(プラサリタパードッターナーサナ)
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2.腸腰筋の筋力レベルを「ダンダーサナ」でチェック
・十分…完成系で、骨盤が立った状態をキープできる。
・普通…軽減ポーズで、骨盤が立った状態をキープできる。
・弱い…軽減ポーズで、骨盤が立った状態をキープできない。
※完成系は膝を伸ばした状態、軽減ポーズは膝を曲げた状態。
完成形(ダンダーサナ)
photo by IKKEN
軽減ポーズ(ダンダーサナ)
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3.腹斜筋の筋力レベルを「ヴァシシュターサナ」でチェック
・十分…完成系で、腰を落とさずにキープできる。
・普通…軽減ポーズで、腰を落とさずにキープできる。
・弱い…軽減ポーズで、腰を落とさずにキープできない。
※軽減ポーズは前脚で支えている状態。
完成形(ヴァシシュターサナ)
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軽減ポーズ(ヴァシシュターサナ)
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4.腹筋群の筋力レベルを「ナーヴァーサナ」でチェック
・十分…完成系で、脚を上げても上半身が後ろに倒れず、姿勢がキープできる。
・普通…軽減ポーズで、上半身が後ろに倒れず、姿勢がキープできる。
・弱い…軽減ポーズで、上半身が後ろに倒れ、姿勢がキープできない。
※完成系は膝を伸ばした状態、軽減ポーズは膝を曲げた状態。