(4)ネットビジネス
webライターやエンジニア、ECサイトの運営などパソコンを使ってひとりで完結できるネットビジネス。
自分のペースで仕事をするのが得意なこのタイプには向いています。仕事上の人間関係もビジネス以外のわずらわしさがない気楽さがあります。
諸刃の剣である「感情を使う仕事」
感受性の強さはサービス業や営業など対人関係の職種でも役に立ちます。しかし、相手の気持ちがわかりすぎるがゆえ感情的に疲弊してしまう可能性もあって諸刃の剣といえるでしょう。
そういう職種に就いている人は、感受性の強さを抑える方法について次に説明しますので、それを参考にしてストレスコントロールをしながら従事するといいと思います。
感受性の強さを抑える「5つの方法」
感受性が強いことは長所にも短所にもなります。
感受性が強い人は、いろいろな点に敏感。それをうまく生かせると長所になり、逆に、振り回されてしまうと短所になるのです。
振り回されてしまうと、他人の顔色を気にしすぎるあまり気を遣いすぎてしまったり、悪く思われないように頑張りすぎたり、自分の至らない点を反省しすぎたりするなどして、精神的に疲れてしまうことになります。そうならないようにするためには、ある程度の鈍感さを持つ必要があるのです。
「鈍感さを持つ」とは、別の言い方をすると、気にしすぎない、考えすぎないように自分を適度にコントロールできるようになるということです。そのためのコツをご紹介しましょう。
(1)自分は感受性が強いと自覚する
自分をコントロールするためには自分自身のことを理解して、自覚することが不可欠です。自分は感受性が強く、いろいろなことに気づきやすい、そのためアレコレ考えすぎてしまう傾向がある。
このように、感受性の強さを自覚すれば、それによる自分の長所と短所を認識する第一歩になります。
(2)「自分はよくやっている」とねぎらう
感受性が強いために今までいろいろな苦労をしてきたことでしょう。それに耐えながら一生懸命頑張ってきたはず。そんな自分自身に対して、私は本当によくやっている、とねぎらいの言葉をかけてみてください。
目を閉じて、目の前に頑張っている自分がいると想像し、尊敬の念を持って言葉をかけるのです。そして、ねぎらわれた自分の気持ちに浸ってください。
ゆっくり深呼吸をしながら、自分のことを認めると、心が安定していく感じが味わえるでしょう。精神的に疲れたと思うときには、ぜひこれをやってみてください。
(3)「人の気持ちは本人が決めるもの」と知る
他人の気持ちを気にしすぎてしまうのは、悪く思われたくないから。しかし、いくら気を遣ったとしても、相手がどう思うかは本人が決めることです。
運悪く相手の機嫌が良くないときに当たることもあります。自分なりに気を遣ったら、相手の機嫌が悪いのは本人の責任だと割り切って、アレコレ考え続けないようにしたほうが精神的健康には得策です。
他人の気持ちがどうしても気になるときは、「自分は他人を喜ばすために生きているわけではない」「他人の感情の責任を自分が過度に持つ必要はない」と何度も自分に言い聞かせるようにするといいでしょう。
(4)「誰だって失敗すること」を忘れない
失敗を恐れて心配しすぎてしまうのは、それだけうまくやりたい気持ちが強いからです。
それは理想の自分を目指そうという前向きさであり、向上心が強い人だといえます。ただ、忘れてはいけないのが、失敗しない人はいないということです。
みんな何度も失敗をして、そこから学んで成長していくのです。失敗してもたいていは挽回するチャンスがあります。大事なのは、失敗しないことではなくて、失敗から学ぶことなのです。