圧力鍋で作る、甘さ控えめの黒豆レシピをご紹介します。ふつうの鍋で煮るより、時短でふっくらやわらかい黒豆に煮ることができますよ。黒豆のシワを防ぐためのポイントをおさえて、きれいな黒豆に仕上げましょう。黒豆を活用できるアレンジレシピ5選も、あわせてチェックしてみてください。
圧力鍋でふっくら!黒豆煮(調理時間:40分)※浸けておく時間は含みません
圧力鍋を活用すれば、ふっくらやわらかい黒豆が、20分ほどの煮込み時間で完成します。黒豆と煮汁を浸しておく時間と、煮た黒豆を冷ます時間はかかりますが、放置しておくだけでいいので楽ちんです。おせち料理にもご活用ください。
材料(作りやすい分量)
・黒豆(乾燥)……250g
・砂糖……100g
・水……900cc
・しょうゆ……大さじ1杯
・塩……小さじ1/2杯
※甘さ控えめの砂糖の量です。しっかり甘くしたい場合は多めに入れてください。また、錆びた釘があれば、ガーゼやお茶パックに包んでいっしょに煮ましょう。黒々とした色がきれいな黒豆になります。
コツ・ポイント
黒豆にシワができないようにするには、空気に触れさせないのが重要。黒豆を煮るときに、黒豆が煮汁から出ている場合は水を加えて調整してください。
また、黒豆を圧力鍋で調理したあとも気を抜かず、黒豆がしっかり煮汁に浸るように落し蓋をしましょう。
作り方
1. 鍋に水とさっと洗った黒豆、調味料を入れる
水でやさしく洗った黒豆と分量の水(900cc)、砂糖、しょうゆ、塩を鍋に入れて強火にかけます。沸騰したら火からおろし、ひと晩おいておきましょう。
※黒豆をさっと洗うときに、汚れたものや虫食いのものがあれば取り除きます。
2. 圧力鍋に入れて強火にかけ、圧がかかったら弱火で20分ほど加圧する
圧力鍋に黒豆を煮汁ごと入れ、蓋とおもりをセットします。おもりが振れるまで強火にかけたら、おもりが小さく振れ続ける弱火をキープし、20分ほど加圧しましょう。
※お使いの圧力鍋によって、加圧時間を調整してください。
3. 圧が完全に下がったら蓋を開けて落し蓋をして冷ます
圧が完全に下がったのを確認したら蓋を開けます。黒豆をひと粒つまんでみて、お好みのかたさになったら完成です。煮汁に黒豆がしっかり浸るよう、落し蓋をして自然に冷めるまで置いておきましょう。1日寝かせると、さらに味がなじんでおいしくなりますよ。
※サイズの合う落し蓋がない場合は、キッチンペーパーやクッキングシートを使ってください。保存するときも、煮汁ごと容器に移してラップなどで表面をぴったり覆いましょう。
おかずにもスイーツにも♪ 黒豆活用レシピ5選
1. 黒豆のディップ
簡単にできるアレンジをお探しなら、黒豆のディップソースはいかがでしょう。材料をフードプロセッサーにかけるだけで完成する手軽さが嬉しいですね。ツナの旨味たっぷりの黒豆ディップは、クラッカーやバゲットと相性抜群ですよ。
2. サツマイモと黒豆のサラダ
さつまいもと黒豆のサラダは、やさしい甘さと、ほっこり食感が魅力です。生クリームをほんの少し加えることで、濃厚でクリーミーな味わいに仕上がります。シャキシャキの玉ねぎが、サラダの味わいを引き締めるアクセントに♪