いよいよ年末年始休みも目前。帰省をする人もいれば、大掃除をする人、旅行へ行く人、お休み中にやりたい事は山ほどありますね。しかしお休みが続くと、何もする事がない暇な時間を持て余してしまう時はないでしょうか。もしくは普段ヨガレッスンに頻繁に通っているけど、年末年始のお休みでレッスンがなく何となく体がだるいなんて事もあるかもしれません。今回はそんな時にお家で練習したいヨガポーズをご紹介します。
ポーズの練習を始める前に
いきなりポーズの練習に入るとケガに繋がりやすくなってしまいます。自宅でヨガを行う際は、その日ご自身の体にどこか違和感はないか気にしてあげましょう。少し違和感がある場合は無理をしない方が良いでしょう。そしてあまりストイックに考えすぎず、ちょっとだけやってみようかな?という感覚でチャレンジしてみると案外毎日練習出来るかもしれません。
前屈をする習慣を取り入れよう
硬くなりやすいハムストリングスの柔軟性をキープする為に、日常生活の中のふとした動作の中に「前屈」を取り入れてみて。
photo by canva
朝起きた時
例えば朝起きて伸びをして上半身を起こした後に、両足を揃えて前屈してみましょう。朝1番に前屈をしてあげる事で体の隅々まで血が巡り、末端の冷えが解消できます。
入浴中、お風呂上り
お風呂中やお風呂上りも柔軟性が高まりやすいタイミングなのでオススメです。
靴を履く時や服を着替える時
上体を屈める時は意識的に膝を伸ばしてハムストリングスを刺激してみて下さい。
凝り固まっている肩回りをほぐしてあげよう
普段酷使して凝り固まっている肩回りを休暇中にほぐしてあげましょう。肩回りをほぐす事によって姿勢の改善も期待できます。
このポーズは立っている状態やイスに座っている時でも背中の後ろで手を組み、肩の骨を背中に引き寄せるだけで効果があります。胸を開くようにしながら呼吸をしていきましょう。約10秒キープして両手を解放すると肩回りがじわーっと温かくなっていきます。血行を良くして肩こりを軽減させていきましょう
Photo by Natsumi Koga
やり方
1.ヨガマットの上で正座になります。この時背筋を伸ばす事を意識します。
2.背中の後ろで手のひら同士が合わさる様に指を組みます。肘は伸ばして、肩の骨が背骨に近づくようにします。
3.その状態のままお辞儀をする様に上半身を前に倒し、指を組んでいる両手を天井に近づけましょう。
4.気持ち良いと感じる所までで構いません。呼吸を止めない様に、腹式呼吸を続けていきましょう。
休暇中の隙間時間に自分の体をケアしてあげよう
お休みに入るとどうしてもゴロゴロしがち。もちろんゴロゴロタイムも大切な休息になりますが、長いお休みの時は動かす事で体をケアしてあげましょう。今回紹介した動きはいつでもどこでも出来るもの。おせち料理を食べ過ぎた後や、移動中などにも活用してみて下さい。
ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了