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お金のプロが教える「一人暮らしにかかる費用」

節約・マネー

社会人女性の一人暮らしにかかる費用を、ファイナンシャルプランナーの山本麗子さんがレクチャー。いったいどんな費目があって、それぞれ計算するといくら必要になる? 費目の解説から支出を減らす節約術まで、くわしく教えてもらいました。

被服費(約10,000円)

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服、靴、カバン、アクセサリー類など。予算を決めておかないと大幅にオーバーしてしまう可能性のある、要注意費目です。

格安オンラインショップやメルカリ、リサイクルショップなどを活用して、安く買い物をする工夫をしましょう。
最近は月額で洋服をレンタルできるサービスもあるので、たくさんの種類の洋服を着たいという人はそちらを利用するのも手です。

美容費(約8,100円)

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美容院、化粧品、スキンケア用品、ネイル、エステなど、女性だからこそお金がかかる費目といえるでしょう。

こちらもいくらでもお金をかけられてしまうので、先に予算を立て、その中でやりくりできるようにスケジュールを組むことが大切です。

例えば、「今月は化粧品の買い替えが多いから、美容院は来月行こう」というように、美容費の中で調整するようにしましょう。

交通費(約10,200円)

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電車代やバス代、タクシー代など、移動にかかった費用のこと。車を持っている人はガソリン代や駐車場代、維持費や車検費用もここに入ります。

電車をメインに利用している場合、節約方法としては一駅歩く、自転車を使う、などが挙げられます。乗り捨て可能な自転車のシェアサイクルもあるので、そちらを活用するのもいいですね。電車代を抑えられるうえ運動にもなって、一石二鳥!

また、タクシーを使わないなどの心がけも節約に繋がります。

教養娯楽費・交際費(約30,600円)

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趣味や旅行、レジャー、おみやげ、プレゼント、習い事、会社の飲み会など、娯楽やお付き合いのための費用のこと。人によっては、カフェ代や外食費を入れる場合もあります。

こちらは月によって予算の変動が大きい費目です。

上手にやりくりするポイントは、旅行や飲み会の予定が入った段階で、大体でもいいので見積もりを出しておくこと。概算が設定しておいた基本の金額を超えた場合は、食費や美容費などほかの費目を削り調整できるようにしておきましょう。

設定していた基本金額以内に収まった場合は、余ったからと散財するのではなく、大きな旅行などに備えて貯めておくのがおすすめです。

通信費(約7,000円)

スマホやWi-Fi代などのことを指し、固定費に分類されます。

特に注目したいのがスマホ料金。格安スマホに乗り換えたり、プランを見直したりするだけで、月に数千円~数万円費用を抑えられる可能性が。手続きが億劫という人もいるかもしれませんが、一度の手続きを済ませるだけで年に数万円~数十万円節約できると考えれば、そこまで手間に感じないはず。

スマホとWi-Fiのセット割で契約すればさらに価格を抑えられるので、契約時に確認を忘れずに。また、スマホの契約時にはさまざまな有料オプションがつけられている場合が多いので、不要なものは解約しましょう。

その他(約15,500円)

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上記に当てはまらないもので、雑費ともいいます。

例えば、ティッシュや掃除道具などの日用品。

日用品の予備を購入するのなら、特売日を狙いましょう。ただし、安いからといってたくさん購入するのはあまりおすすめできません。生活スペースが狭くなってしまってはストレスを感じてしまうので、買い溜めをするなら予備を置くスペースに収まる範囲に留めておきましょう。

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